青木敏郎 自選展

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開催情報

【作家】青木敏郎
【期間】2022年10月18日(火)~10月23日(日)
【開館時間】12:00-19:00(最終日17:00まで)
【休館日等】月曜日
【料金】無料

会場

会場名:ギャラリーヒルゲート
webサイト:http://www.hillgate.jp/
アクセス: 〒604-8081 京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535
電話番号:075-252-1161

概要

東京での学生時代、先生から青木君は本当に京都人だねーと言われたことがあった。
私の言葉使いや、そのがさつさからして誰の目にも京都的とは言い難きものであって、その先生の意味することは私の指向性、嗜好性の様なものが何か京都的と思われたのかもしれません。
学生時代の私は17世紀のオランダ絵画に夢中で、卒業と同時にベルギーに5ヶ年の留学をすることになる。猪突猛進にその道をつき進めて今日に至るまで飽きもせず、自分なりの写実の道を歩んで50年にもなってしまった。この小さな回顧展をみて京都人は、私の絵を京都的と認知していただけるかどうか、いかがであろう。
青木 敏郎

青木 敏郎 AOKI Toshiro
1947 京都府生まれ
1963 京都市立紫野高校入学  美術部に入り、油彩画を始める
1966 紫野高校卒業
    二科会伊庭伝次郎、引き続き伊庭新太郎の主宰する美術研究所に通う
1969 東京造形大学美術科(絵画専攻)入学
    森田信夫、前田常作、渡辺恂三等の指導を受ける
    17、18世紀のオランダ絵画に興味を持ちはじめ、模写、デッサンに励む
1973 東京造形大学卒業
    欧州(ベルギー、オーストリア、オランダ 他)滞在(~’78)
1980 京都市立芸術大学講師となる(~’83)
1981 東京セントラル美術館油絵大賞展で佳作賞受賞
1982 第25回安井賞展 入選(’83 ’84)
1983 日本秀作美術展(’84 ’93)
    東京セントラル美術館油絵大賞展招待出品
1984 個展(京都・山総美術、東京セントラル絵画館)(’91)
    第1回日本青年画家展
1985 フランス、プロヴァンス地方にて制作(~’86)
1988 個展(京都・山総美術、東京セントラルアネックス)
    『青木敏郎画集』刊行(求龍堂)(’98)
1992 渡欧(オランダ、フランス)
    現代リアリズム絵画展(日本橋三越本店 ’94 ’97 ’00)
1993 小磯良平大賞展
    個展(日本橋三越本店 ’94 ’98 ’03 ’08 ’14 ’20)
1994 輝くメチエ―油彩画の写実・細密表現―展(奈良県立美術館)
    京都選抜展(京都市美術館)
    現代絵画の断面(京都文化博物館)
1995 洋画の展望―具象表現を中心に―(福井県立美術館)
2000 想の会(髙島屋大阪店、東京店、京都店’02)
2006 個展(髙島屋日本橋店、横浜店、名古屋店、大阪店、京都店、岐阜店)(’16 ’19 ’22)
2009 青木敏郎の世界展 光と影―古典への憧憬(諏訪市美術館)
2011 セレニテの会(JR大阪三越伊勢丹、日本橋店、福岡店’13)
2018 ―日本画・洋画―巨匠展2018(日本橋三越本店、以降毎年)

現在 無所属

関連イベント

夜話市民講座Bコース
対談 青木敏郎(画家)× 池田良則(画家)
「青木敏郎 写実を語る」
10月21日(金)18:00~20:00
ギャラリー1F  参加費1,000円(学生500円)
定員30名 (要予約)

「写実とは(中略)「ない」ものを「ある」かのように描くこと(後略)」と青木先生は2018年10月の「芸術新潮」の文中に書いておられます。先生の油彩がリアルでありながら「写真のよう」ではない存在感を放つ理由が、知友、池田良則先生との対談で解き明かされるかもしれません。乞、ご期待!です。

★ご予約はギャラリーヒルゲートにご連絡ください。
メール又はお電話にて承っております。
ご来廊の際にスタッフへお申し出くださっても結構です。
皆様のご参加をお待ちしております。
mail:hillgatekyoto@gmail.com tel:0752313702

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