司修展-絵本『まちんと』(文・松谷みよ子/偕成社刊)原画と新作絵画

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開催情報

【作家】伊藤隆
【期間】2022年9月6日(火)~9月18日(日)
【開館時間】12:00-19:00 (最終日のみ17:00まで)
【休館日等】月曜日
【料金】無料

http://www.hillgate.jp/blog-category-5.html

会場

会場名:ギャラリーヒルゲート
webサイト:http://www.hillgate.jp/
アクセス: 〒604-8081 京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535
電話番号:075-252-1161

概要

松谷みよ子さん
 いま どこですか。
 坪田譲治さんとお会いして、笑いながら、
つもりつもった話をされているのでしょうか。
 
 民話採訪の旅や、黒川能を観る旅や、黒姫の山小屋や、広島への取材旅行も、楽しさといっしょに、戦争のこと、原爆のこと、命のことなど考える旅でした。アウシュヴィッツへは、ぼく一人で取材しましたが、『私のアンネフランク』のゲラを読みながら、戦争の狂気、残酷、悲惨などを、全身で感じてまいりました。

松谷みよ子さん
 ヒロシマの
 ナガサキの
 オキナワの 
 悲しみを、
 苦しみを、
 命を、物語り、新しい人たちへ、新しく生きる道を、考える道を、示してくださった。
 手をにぎりあうように、水を飲むように、歌をうたうように。

司 修(TSUKASA Osamu)
1936 群馬県前橋市生まれ
 中学卒業後、独学で絵を描き始める
 自由美術協会会員を経て、‘64年主体美術協会の創立に参加
 (‘90年より無所属)
1976  『金子光晴全集』の装幀により講談社出版文化賞
1978  『はなのゆびわ』により小学館絵画賞
1986  池田20世紀美術館で〈司修の世界〉展
1989  「バー螺旋のホステス笑子の周辺」が芥川賞候補
1993  「犬」(『影について』所収)で川端康成文学賞
 日本橋三越他で朝日新聞社主催「司修挿絵展-小川国夫『悲しみの港』」
 同年、第36回安井賞審査員
2007  『ブロンズの地中海』で毎日芸術賞
2008  「両洋の眼展」で河北倫明賞
2011  群馬県立近代美術館で「司修のえものがたり-絵本原画の世界」開催
 『本の魔法』で第38回大佛次郎賞
2014  3月『絵本銀河鉄道の夜』(偕成社)刊
 6月『幽霊さん』(ぷねうま舎)刊
2015  12月 『Ōe-60年代の青春』(白水社) 刊
2016  第26回イーハトーブ賞受賞(花巻市)
2017  岩波書店『図書』表紙及びエッセイ連載開始
 (2021年12月まで毎月)
2020  7月 『空白の絵本-語り部の少年たち-』(鳥影社) 刊
    
 『戦争と美術』『語る絵』『絵本の魔法』『孫文の机』『戦争と美術と人間』等の評論や小説、『まちんと』『河原にできた中世の町』『雨ニモマケズ』他絵本、 『風船乗りの夢』『壊す人からの指令』他の画文集等、著書多数。 

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