開催情報
【期間】7月26日(火)~7月31日(日)
【開館時間】12:00-19:00 (最終日のみ17:00まで)
【休館日等】月曜日
【料金】無料
会場
会場名:ギャラリーヒルゲート1F.2F
webサイト:http://www.hillgate.jp/
アクセス: 〒604-8081 京都市中京区寺町通三条上ル天性寺前町535
電話番号:075-252-1161
概要
〈出展作家〉
麻生 三郎 小熊 秀雄 田中 佐一郎
寺田 政明 野見山 暁治 丸木位里
丸木 俊 山本 恪二 吉井 忠
人見ジュン子さん(ギャラリー・ヒルゲート)は時間が経つと丸木位里・丸木俊の展覧会をしないではいられない気持ちになるそうである。二人の作品を見たくなる。それは人見さんの原点、ギャラリーを始めた頃の初心を思い起こさせる。この話を私は幾度となく聞いた。そのたびに人見さんの熱意を感じる。そしてその熱に位里も俊もおおいに意気に感じたのだと思う。そして、展覧会は始まった。二人はお客様との会話を楽しんだ。
丸木ひさ子
2022年は、丸木俊先生の生誕110年に当たります。1989年から毎年開催してきた 丸木位里・俊 展の作品選びにアトリエに伺った折、お二人から宇佐美承著『池袋モンパルナス』を紹介していただいたのがきっかけで、2003年に私どもでのシリーズ第1回「池袋モンパルナスとその周辺」を開催することになりました。戦争へと傾斜していく時代の中で、若い芸術家たちが多く住み「池袋モンパルナス」と呼ばれたアトリエ村は、そこだけは自由な精神と芸術創造の熱気に溢れたつかの間の空間であったのでしょう。
その時代の困難と葛藤は、戦後、GHQの抑制の中で1950年から「原爆の図」を発表し始めた丸木夫妻の原点を形作ったのかもしれません。同じ時空間を共有した作家たちの作品とともに丸木俊先生の’50年代から’90年代の作品を展示致します。
どうぞ御高覧下さいませ。
ギャラリーヒルゲート