shiroco’s exhibition『織り』

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開催情報

【作家】shiroco
【期間】2022年11月12日(土) – 11月23日(水) 
【開館時間】12:00-18:00
【休館日等】11月17日(木)
【料金】無料

https://www.heptagonworks.com/daily-movement/shirocos-exhibitiion1112sat-1123wed

会場

会場名:GALLERY HEPTAGON
webサイト:https://www.heptagonworks.com
アクセス:〒602-8175 京都市上京区下立売通智恵光院西入中村町523
電話番号:080-7583-3388

概要

ふわふわ、もふもふ、すべすべ、しゃりしゃり…
織りの魅力を存分に楽しませてくれるshirocoさんの個展を開催いたします。

sirocoさんは日々感じたことを一枚の織布にし、タイトルをつけて作品として完成させた『makimono=まきもの』を制作しています。
『makimono=まきもの』を通して様々なことを感じて欲しいという思いから、展示会場もインスタレーション作品としています。

【shiroco ステートメント】


私は普段織っていて、
自分は今描いているな、ということを感じています。
絵具が糸、筆が織り機で、
1段、また1段と織っていくことは
パレットに色を置いて混ぜ合わせて塗り描いているのと同じ。
カンヴァスではなく織布が1枚の絵画のような作品。
最後にタイトルをつけて完結させています。
大学で油絵を専攻していた時は絵具になじめず、筆を持つと躊躇していたのが
糸だと臆することなく向き合えます。
不思議です。

私の作品は首に巻こうが頭に巻こうが腰に巻こうが、自由に使ってもらえればいいと思っています。
ござのように芝生に引いて、『地球に巻く』と言っていました。
体感してしてほしいと思うこと…
例えば、私はまきものをくるくる巻いて展示します。巻いてあると全部見えないのでまず触れる、広げるという動作をします。
これが1歩目だと思っています。そこから始まり広がります。

触ってみて、広げてみて、思っていたのと違ったぞという発見があります。
巻いてみてまた、お!っと何か思うはずです。
そしたらこれは?あれは?これも見てみたい、と、どんどん興味が湧いてきます。
興味を持つと広がるんです。
1歩踏み出す、発見する、興味を持つ、そして広げる…
表現をする人じゃなくてもとても大事なことなのではないかなと思っています。
 

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