開催情報
【期間】2022年11月25日(金)~ 2023年4月2日(日)
【開館時間】平日10:00 ー 16:00 土日祝 10:00 ー 17:00
【休館日】月曜日 (※但し、月曜日が祝祭日及び25日のときは開館、翌日代休。)
【料金】無料
https://hbsmuseum.jp/exhibition/index.php?c=exhibition_view&pk=1669093568
会場
会場名:京都佛立ミュージアム
webサイト:http://www.hbsmuseum.jp/
アクセス:〒602-8377 京都府京都市上京区御前通一条上る東竪町110
電話番号:075-288-3344
概要
社会福祉と仏教の知られざる関係に光を当てる
仏教における福祉とは――――
仏教が日本に伝来して約一五〇〇年。仏教は、日本という国家が形成される中で、日本人の精神と切っても切り離せない関係を築いてきました。その端緒は、聖徳太子の定めた十七条憲法の第二条「篤く三宝を敬へ。三宝とは仏・法・僧なり」に見ることができます。
同時に、仏教はその教義上、社会的な弱者の救済、今でいう「福祉」についても大きく貢献してきました。
日本における最初の「福祉」とされるものは、光明皇后、聖武天皇による悲田院・施薬院の創設にさかのぼるとされ、それは仏教の慈悲の思想に基づくものでした。
日本の福祉は、仏教を中心とする宗教者の使命感が支えてきた一面がありました。
しかし長らく宗教によって担われてきた「福祉」は、近代化とともに国家による「社会福祉」の波に追いやられていきました。
そして現代、本当に大切な「福祉」とは、どのようにして達成されるのでしょうか。
本門佛立宗が担ってきた福祉活動をご紹介するとともに、改めて近代福祉と仏教の関係を振り返ります。