針谷慎之介「 餓鬼 – GAKI – 」

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針谷メイン_猿

開催情報

【作家】針谷慎之介
【期間】2021年5月22日(土) – 6月6日 (日)
【開館時間】11:00 – 19:00
【休館日等】火曜・水曜
【料金】無料

会場

会場名:haku
webサイト:https://www.haku-kyoto.com/
アクセス: 〒600-8032 京都府京都市下京区中之町566
電話番号:075-585-5959

概要

この度haku kyotoでは針谷慎之介による展覧会「 餓鬼 – GAKI – 」を開催致します。
本展覧会では、彼が鉛筆で描く子どものシリーズを紹介します。「餓鬼(ガキ)」は仏教からきた言葉で、今では子どもたちの自分勝手でワガママな姿などを表す言葉として使われています。作品中の子どもたちは、針谷自身が今まで熱中した漫画やアニメ、映画のキャラクターたちや、彼が子どもの頃に好きで身につけていたものが描かれています。また、甲冑や刀なども幼い頃に抱いた憧れを具現化したものです。それはガキの頃の彼自身の投影でもあり、自分の好きなものを好きなだけ身につけ、誇らしげな姿で立ち振る舞っています。

彼の歩みが見えるイメージを鉛筆のみで描くことは、彼にとって幼い頃からの落書きの延長線上に常に作品があるからです。落書きといえど、誰もが使ったことのある一般的な筆記用具で圧倒的な画力を見せたいという気持ち。毛筆とは違い、硬い鉛筆の芯は自分の力加減が紙に対してダイレクトに伝わるという攻撃的な姿勢。これらが彼ならではのリアリズムと、漫画やアニメの空想世界とのコントラストによる面白さと力強さを生み出しています。
彼の作品は、私達自身の子供の頃を思い出させ、純粋に好きだったものや楽しかった出来事を改めて問いかけてくれます。

針谷慎之介 Shinnosuke Hariya

東京を拠点に活動中。自身が影響を受けた日本や西洋の漫画、ゲーム、映画などから着想を得て、鉛筆を使用したリアリズムで作品を制作。日本国内外の数々の展示に参加し、パリ、ロンドン、ロサンゼルスでの個展を開催予定。原画作品の発表のみならず、海外のクリエーターとのコラボレーションによる、プリントやバーチャル作品のリリースも行なっている。

弊廊では来場者およびスタッフの安全確保を第一に考え、感染症感染防止策を行っております。ご来廊の際はマスクをご着用いただき、アルコールでの消毒にご協力をお願い致します。
ご無理のない範囲でご来場ください。
皆様にお目にかかれますことを、心より楽しみにしております。

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