さかいはるか 「いびつでやさしい」

Art Picks TOPに戻る Art Picks TOP 前のページに戻る Back
さかいはるかcactus1

開催情報

【作家】さかいはるか
【期間】2020年1月18日(火) – 1月26日(日)
【開館時間】12:00~18:00
【休館日等】月曜日
【料金】無料

https://gallerymorningkyoto.blogspot.com/2019/11/sakai-haruka-exhibition-2020118-26.html

会場

会場名:ギャラリーモーニング
webサイト:http://gallerymorningkyoto.com/
アクセス:〒605-0034 京都市東山区中之町207番地
(三条通り岡崎広道西南角)
電話番号:075-771-1213
開館時間:12:00~18:00
休館日等:月曜日

概容

地下の風景を見るために、できるだけ毎日描く。
地下の空気は少し湿っていて、孤独で、うすら暗い。
でも不思議なくらいほっとして、うとうとと眠くなる。

言葉から絵は生まれない。
無になって描くことからタイトルが始まる。
移りゆく実感を残して、並べてみる。変化を見たり、共通点を見る。

並んだものは、どれも不思議で、あたたかで、ちょっと怖い。
いびつで、やさしくて、ちょっとだけ暗い。

紙に色鉛筆で描くことにした。
紙は、麻紙やロクタ紙、日焼けした和紙など。色鉛筆は決まって、ホルベインの油性のものを使っている。
自在に筆圧を変えて、チリチリと紙の繊維を絡めながら描き込んでゆく。
柔らかな紙にぐりぐりと色を食い込ませてゆく。その感覚が、自分に合っていたし、誰もが解る感触だと思った。

できるだけ毎日描くことにした。
思い浮かばなくても、辛くても、紙に色鉛筆をちょんと触れさせることから始めた。怖かったら、弱い弱い筆圧で消えそうな線を描いた。あるときは、ぐりぐりとグーで握りながら色を塗り込めた。
複数のドローイングの中から気になる絵を選んで、今度はその絵を深めるために何度も同じ構図で描く。そうして浮かび上がった風景に、タイトルをつけた。

さかい はるか

・・

略歴
1990生まれ 大阪府在住
2009  大阪府立三島高等学校卒業
2013  京都市立芸術大学院 美術研究科絵画専攻 卒業
2015  京都市立芸術大学大学院 美術研究科油画専攻 修了

個展

2012 酒井遥 個展/gallery i
2012 酒井遥 個展「 Oval 」/京都市立芸術大学内ギャラリー
2014 酒井遥 個展「ハレ」(ギャラリーモーニング京都)
2014 かしましドローイング展(京都市立芸術大学小ギャラリー)
2016 酒井遥個展「吊革の森」/ギャラリーモーニング(京都)展覧会模様
2017 さかい はるか 個展「余白の人たち」/ギャラリーモーニング(京都)展覧会模様
2018 さかい はるか 個展「正気の花」/ギャラリーモーニング(京都)前回の展覧会

グループ展

2012 油画三人展「カーテンプール 1」/京都市立芸術大学内ギャラリー
2013 油画三人展「カーテンプール 2」/京都市立芸術大学内ギャラリー 

« Art Picks TOPに戻る « Art Picks TOP
助成: