陳 敏慧(チン ビンケイ) 写真展

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2021_ChenMinhui_main01

開催情報

【作家】陳 敏慧
【期間】2021/8/17 (tue.) – 8/22 (sun.)
【開廊時間】13:00-19:00 *最終日は18:00まで
【定休日等】展示会開催期間中のみオープン
【料金】無料

https://gallerymain.com/exhibiton_chenminhui_2021/

会場

会場名: galleryMain
webサイト:https://gallerymain.com/
アクセス: 600-8059 京都市下京区麩屋町通五条上ル下鱗形町543-2F
電話番号: 075-344-1893

概要

Artist statement
日本の東京と中国の東北、遼寧省瀋陽市を撮影してきた。私は瀋陽市生まれではないが、意識の中では故郷(ふるさと)だという思いが強い。東京での3年間の暮らしを経ても、人とのつながりや文化に距離を感じていたことを思い出す。しかし瀋陽と東京はどちらも私が住んでいた場所。瀋陽にいた時、東京にいた時、見たもの、感じたものを写真で表現した。

Concept
『氷城暖島』(ひょうじょうだんとう)。この作品のタイトルにある「氷城」は、冬に雪と氷が多い都市である中国東北地方の遼寧省瀋陽市を表し、「暖島」は日本を表しています。なぜならば、瀋陽市から来日した私にとって、日本はとても暖かい島だったからです。
私は元々遼寧省瀋陽市で生まれたわけではないのですが、そこに一番長く住んでいたので、自分の中では故郷(ふるさと)のように思っています。しかしその一方で、瀋陽に限らず帰国するたびに祖国では以前と違った印象を受けます。中国の変化はめまぐるしく、都市では急激な近代化による建設ラッシュや新しいメディアを積極的に取り入れた開発が続き、中でもキャッシュレスの生活が当たり前になっているのは一つの例といえるでしょう。また、しばらく会わないうちに歳をとった自分の両親や、弟の成長にもびっくりします。
東京で暮らした3年間は、外国出身のせいか自分の住む場所として距離感を覚えたことがありましたが、東京という都市で生活することで自分を自立させ、異国での一人暮らしに徐々に慣れていった気がします。
この作品は、瀋陽と住んでいた時の東京を関連させて撮影し、この二つの都市が自分に与えた異なる印象を表現したいと思い制作しています。

Artist profile
陳 敏慧(チン ビンケイ)|CHEN MINHUI

滋賀県在住
1995年 中国の江西省生まれ
2017年 吉林師範大学(放送テレビ編集専門)卒業
2020年4月より 成安造形大学情報デザイン領域写真コース在籍
- グループ展
2017年 「北京印象」 中国吉林省四平市/中国 受賞歴
2015年 吉林師範大学写真賞 受賞
2016年 全国(中国)大学生広告芸術大賞 受賞 2016年 テレビ広告展示大賞 受賞 その他受賞多数

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