開催情報
【作家】木村華子
【期間】2016年5月10日 (火)ー5月15日(日)
【開館時間】13:00ー19:30
【料金】無料
http://www.gallerymain.com/exhibition2016/kimura.html
会場
会場名:ギャラリーMain
webサイト:http://gallerymain.jpn.org/
アクセス:〒600-8028 京都市下京区寺町松原下ル植松町731-1小林ビル2F3F
電話番号:075-344-1893
開館時間:13:00ー19:30
休館日等:-
概要
写真展“ 発光幻肢 ”
異世界の情景を内包している(と私に感じさせる)写真はたった一度のシャッターの瞬きで生まれた瞬間、言葉で象られた秩序ある世界/思考を一瞬で突抜け、言葉が発生する以前の全てのものが等価にギラつきながら渦巻く混沌の地平を私の眼前に叩きつけてきます。
また同時にそれは現実と架空の間にある階調を限りなく広幅化し、私に自分自身が今どの地点にいるのかさえも分からなくさせます。
それはひとり静かに写真を撮っていた私にとって、自己存在が揺らぐようなカタルシスであり、今生きている穏やかな日常から自分があっさり滑り落ちてしまうのではないかという恐れでもありました。
そのため私は日々の日常生活をつつがなく過ごすための平衡感覚を取り戻すべく、一旦それらのイメージを身体の外側へ切り離し、作品として形を与えることにしました。
その行動はいわば生きていくための個人的なイメージの焚き上げであり、結果として作品の形を持った一連の写真群「発光幻肢」が、私の立つところとはまた違った他者の世界あるいは視点のなかで、さらに新たな情景を展開するのか否か…そしてもし新たな情景が立ち現れるのならば、 それは一体どのようなものなのかを私は知りたいと望んでいます。
ギャラリートーク
5月14日(sat.)18:00~
作家木村華子とギャラリスト中澤有基によるギャラリートークを行います。
参加無料。予約不要。