開催情報
【作家】クリスティーヌ・セフォロシャ
【期間】2018年6月1日(金)~6月30日(土)
【開館時間】13:00 – 19:00
【休館】日、月休廊
【料金】無料
会場
会場名:ギャルリー宮脇
webサイト:http://www.galerie-miyawaki.com/
アクセス:〒604-0915 京都市中京区寺町通二条上ル東側
電話番号:075-231-2321
開館時間:13:00~19:00
休館日等:月曜休廊
概要
動物、人間、植物、鉱物が、種の境界を超えて重なり合う不思議なイメージ。謎に満ちた創造の深淵に本能的に降り立ち、人間が内奥に秘める始原的ヴィジョンを、まるで影絵のように浮かび上がらせるクリスティーヌ・セフォロシャ。現代ヨーロッパを代表するヴィジョナリー・アーティスト(幻視芸術家)として、とくにアウトサイダー・アートの文脈で名を知られてきた。見えないものを見えるようにする絵画の方法は「幻視」というにふさわしいが、クリスティーヌ・セフォロシャの特異な創造性は、夢や旅などあらゆる人生の経験と現実を通して育まれてきた。待望の日本初個展となる本展のリーフレットには、アウトサイダー・アートという呼称の生みの親で、シュルレアリスム研究者でもある美術史家ロジャー・カーディナルによる含蓄ある作者短歴を、近年刊行された画集序文から和訳転載している。モノタイプ技法を多用して出現するイメージも興味深いを30点以上のワークス・オン・ペーパーを紹介する。
クリスティーヌ・セフォロシャ略歴
1955年スイス生まれ。1975~1982年南アフリカに居住。1988年ローザンヌで初個展。90年代以降、パリ、シカゴ、ニューヨークなどでも個展発表。アル・サンピエール(フランス)、ムゼウム・イム・ラガーハウス(スイス)、アメリカン・ヴィジョナリーアート・ミュージアム(アメリカ)といったアウトサイダーアート系の主要な研究展示機関でも紹介されてきた。2015年に大部のモノグラフ「Timeless Wanderer(永遠の彷徨者)」を出版。現在レマン湖畔で創作に勤しむ。