開催情報
【作家】Kabi Raj Lama&田中直子
【期間】2019年5月28日(火)~6月2日(日)
【開館時間】12:00~19:00(最終日18:00まで)
【休館日等】月曜日
【料金】無料
会場
会場名:ギャラリー恵風
webサイト:http://g-keifu.com/
アクセス:〒606-8392 京都府京都市左京区聖護院山王町21ー3(京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側)
電話番号:075-771-1011
開館時間:12:00~19:00(最終日18:00まで)
休館日等:月曜日休み
概要
Lamaさんと出会ったのは、2015年3月のカトマンズ。
彼は、留学中の東京で東日本大震災を体験し、その体験から木版画を制作したこと、
ネパールでその大作を、暗闇で版木に触れられるように展示したことを、真っすぐな瞳で語ってくれました。
そのわずか1ヶ月後、今度はネパール大地震に遭遇することになります。
Lamaさんは、その体験を昇華させ、母国の復興のイメージを作品にして世界各地で発表してきました。
昨年、日本での初個展をアートゾーン神楽岡で開催、日本との交流を深め、このたび、ギャラリー恵風で2人展を開催する運びとなりました。
ご高覧いただければ幸いです。(新制作協会会員 田中直子)
2011年の東日本大震災と2015年のネパール地震という2つの大震災を直接体験した私の制作テーマは、
自然災害における心の傷と癒しです。
私は、被災者の方々の生い立ちや希望、そして信仰が、震災の受け止め方にどう影響するのかを調べようと試みました。
それらのプロセスは、私自身が悲惨な災害を乗り越えるための瞑想のようでもありました。
このシリーズは、2015年の大地震の9千人の犠牲者へのオマージュであり、
未曾有の悲劇に直面した全ての人々の勇気と回復力への賛辞です。
(Kabi Raj Lama)