木村 克朗 展「LAVOR’ACQUA」

Art Picks TOPに戻る Art Picks TOP 前のページに戻る Back
KIMURA_Katsuro_dm

開催情報

【出品作家】木村 克朗
【期間】2018年6月19日(火)ー 7月1日(日)
【開館時間】12:00~19:00(最終日18:00まで) 
【休館日等】月曜日
【料金】無料

会場

会場名:ギャラリー恵風
webサイト:http://g-keifu.com/
アクセス:〒606-8392 京都府京都市左京区聖護院山王町21-3(京都市左京区丸太町通東大路東入ル南側)
電話番号:075-771-1011
開館時間:12:00~19:00(最終日18:00まで) 
休館日等:月曜日休み

概要

 自然界は常に千変万化な営みをもって語りかけてく
る。荒れ狂い、自然の強さをこれでもかと人間に対し
挑んでくる。かと思えば、静寂な時の流れとして日常
にさまざまな心の揺れと落ち着きを味わせてくれる。
言うまでもなく、四季それぞれの体感と共存し、多く
の恩恵に預かってきた。その様は、時空間の移りゆく
姿に足を止め、耳を傾け、触れ、そして無言劇のよう
に心のバイブレーション(振動)となって、悲喜こも
ごもな状態にさせる不思議なエネルギーに出会わせて
くれる。その記憶を残す行為が、私の表現の源になっ
ていることは間違えない。その“場”に起こる状況は、
すべてに於いて必然というシステム機能を持ち備えて
おり、いかなる人工物よりも美しい。時空の揺らぎに
生じる物質の変化を、造形要素を通し同一画面に置く
(又は重ねる)行為を繰り返している。意識と無意識
の身体感覚を同居させ、消失と出現の狭間にあるフォ
ルムの戯れにまかせ、自立する絵画表現を試みる。そ
の試みとして、昨今、言語(カリグラフィー)をモチ
ーフに、日本古来からの「ひらがな」(日本独自のア
ルファベット)の重層により出現する空間探究の日々
である。(木村)

1941 岡山県津山市に生まれる
1967 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻卒業
     (安宅賞 卒業制作買上げ)
1969 同大学院修了、渡伊(ミラノ国立ブレラ美術学校)
1975 帰国
現在   京都造形芸術大学客員教授
     東北芸術工科大学非常勤講師
     金沢美術工芸大学非常勤講師
個展  
銀座スルガ台画廊(東京) 津山文化センター(岡山)
ギャラリー山口(東京)  ギャラリー4GATS(東京)
コートギャラリー国立(東京)  たましん画廊(東京)
ぎゃらりいセンターポイント(東京)
グッゲンハイム画廊(ロンドン)
ディメンションホール(ベルチュッリ/イタリア )
ボナパルテ画廊(ミラノ)  ギャラリーなかむら(京都)
ギャラリー恵風(京都) 奈義町現代美術館(岡山)
カンダミュージアム(岡山) 他
グループ展
国際形象展(三越/東京) 独立展(独立賞・奨励賞/東京)
国際現代美術展(グランプリ受賞/イタリア)
茨城県秀作美術展(水戸文化センター)
北海道現代美術展(札幌近代美術館)
国際交流展(ミラノ・東京) 西多摩精鋭美術展(青梅市美術館/東京)
「風」まくらざき現代美術選抜展(鹿児島)
日韓現代美術展(プレスセンターホール/ソウル・韓国)
日韓絵画交流展(ロッテ美術館/プサン・韓国)
多摩の作家展(たましん歴史美術館/東京)
国際交流展 Fuse(東京・京都・サンタクルーズ)
アートの今・岡山2015(天神山文化プラザ・高梁歴史美術館・
奈義町現代美術館)  しがの風展(大津歴史博物館) 他

« Art Picks TOPに戻る « Art Picks TOP
助成: