開催情報
【出演】
眞島竜男
【期間】2014年7月19日(土)17:00開始(19:00終了予定)
【料金】無料(申込不要)
http://www.parasophia.jp/events/a/tatsuo-majima-1/
会場
会場名:flowing KARASUMA
webサイト:http://www.flowing.co.jp/
アクセス:〒604-8152 京都市中京区烏丸通蛸薬師下ル手洗水町645
電話番号:075-257-1451
開館時間:10:00〜20:00
休館日等:-
概要
「全体タイトルは思案中」第1回「開いて閉じる、閉じて開く、開いて折りたたむ、折りたたんで開く:日本の近現代美術について(の2時間のレクチャー)」
10回目となる今回のオープンリサーチプログラムでは、「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」参加作家として発表を予定している美術家の眞島竜男氏をお招きして、2014年7月から2015年1月にかけて2ヶ月おき計4回の連続レクチャーを開催します。
第1回目は、2013–14にかけて行った全12回の連続レクチャー、「どうして、そんなにも、ナショナルなのか」(横浜・blanClass)を発展させた内容となる予定で、「開いて閉じる、閉じて開く、開いて折りたたむ、折りたたんで開く:日本の近現代美術について(の2時間のレクチャー)」というタイトルでお話しいただきます。ナショナル(国民的、国家的)なものの視点から近・現代美術を問い続けてきた眞島氏の、さらに深められた日本近・現代美術についての検証と考察にご期待ください。
プロフィール
眞島竜男
1970年東京生まれ、神奈川/大分在住。ロンドン大学ゴールドスミスカレッジ美術科卒業。「PARASOPHIA: 京都国際現代芸術祭2015」に参加予定。ロンドンから帰国後発表した1930年代の日本洋画界を題材にした《日本近代美術/楽しき国土》(1995)では、里見勝蔵、児島善三郎、三岸好太郎、福沢一郎といった独立美術協会のメンバーが野外に集い、ワインやバーベキューを楽しみながら、実際にはありえない会話を繰り広げる光景を映像化した。その他にも《北京日記》(2010)、《鵠沼相撲・京都ボクシング》(2010初演)など、資料調査に基づき当時の状況を再設定し、それを再編/再演することを通じて、共同体を形成しようとした日本の近代を考察する作品を発表。2010年頃からはパフォーマンスやレクチャーが増え、それは眞島にとって一種の鍛錬の場にもなっている。《今日の踊り》(2012–13)では、2012年の衆議院選挙から約1年間、ひたすら毎日踊りを考案して2分間踊りYouTubeにアップロードし続けた(www.youtube.com/channel/UCJhs_osMh_0tNqm4CWPv9Cg)。全4回にわたるオープンリサーチプログラム[連続レクチャー]眞島竜男「全体タイトルは思案中」で取り上げられる1. 日本近現代美術 2. 国際展 3. 眞島竜男(仮) 4. 京都(仮)といったテーマは、2015年のPARASOPHIAでの眞島の制作活動にも結びついていくことになる(予定)。