水谷昌人「死と再生のmania」

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開催情報

【作家】水谷昌人
【期間】2021年10月1日(金)- 10月24日(日)
【開館時間】13:00-19:00
【休館日等】月曜、火曜、水曜、木曜
【料金】無料 

会場

会場名: FINCH ARTS
webサイト:https://www.finch.link/
アクセス: 〒606-8412 京都府京都市左京区浄土寺馬場町1-3
電話番号:+81(0)80 1351 9467

概要

この度、FINCH ARTSでは水谷昌人個展「死と再生のmania」を開催いたします。

今回の制作過程で支持体の黒いフレームから植物のように王冠が突き出てきたように見えた。
絵画というフォーマットの信頼を使ってできることはなんなのか。

美術史や作品の高額な落札価格などについて当然のように受け入れ信じてしまうことや状況に疑うこともあれば自分自身が歴史的な作品やブランドが好きだったり受け入れやすかったりもする。
どちらにしても歴史や高額価格を揺るがない既成事実と捉え、それに狂信的な信仰心を持っているとすれば私にとって扱うべきモチーフになる。
なぜなら過剰になればなるほど信仰(イメージ)の対象から見ての外側や反対側に何かしらの現象が発生しやすくなっていくからだ。

イメージが熱を帯び水を運び蒸発し空気となっていく。

寒い部屋の中で高音のガスストーブを焚けば、
窓にダラダラと結露が流れるように。
フランクステラのブラックペインティングから巨大なオブジェに増幅していくように。
安心と安全を求めるあまり別の形、場所で貧困層、死人が増えるように。
絵画が終わったと言われたとき、また再び生まれ続けるように。

水谷昌人 | Masato Mizutani

1990年大阪府生まれ。2016年京都市立芸術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画コース 修了。パネルの背面から絵具を絞り出し描く特徴的な方法論で絵画を制作する。死んだイメージに生命をもたらすと本人が語る手法により、絵画の物質とイメージが同時に立ち上がる。近年の個展に、「Sex and the Bacon」(FINCH ARTS、京都、2018) 、展覧会に「ART NAKANOSHIMA 2019」(堂島リバーフォーラム、大阪)、「京芸 transmit program」(京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA、2017)。主な受賞に 「a.a.t.m. アートアワードトーキョー丸の内 2016」建畠晢 賞(丸ビル、2016) などがある。

[Solo Exhibition]
2021 水谷昌人展/TS4312, 東京
2020 Aftereffect/ARTDYNE, 東京
2019  123 億魂/HARMAS GALLERY, 東京
2019 階段に降りる魂/大雅堂, 京都
2018  Sex and the Bacon/FINCH ARRS, 京都
2018  IZANAI/TS4312, 東京

[Group Exhibition]
2021 Aliens/FINCH ARTS, 京都
2019 小品展/ TS4312, 東京
2019 Painting Made : 2019 FINCH ARTS Summer Show /FINCH ARTS, 京都
2019 ここが浄土か/FINCH ARTS, 京都
2018 「ARTISTS’ FAIR KYOTO」( 大庭大介 推薦 )/ 京都文化博物館 別館
2017 open house/青春画廊 西陣, 京都
2017 京芸 transmit program/京都市立芸術大学ギャラリー @KCUA
2017JOINT EXHIBITION/スタジオハイデンバン, 京都

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