「文様ことはじめ ―茶道具の文様と意匠―」

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開催情報

【期間】2016年4月22日(金)-6月26日(日)
【開館時間】9:30~16:30(入館は16:00まで)
【休館日等】月曜日休み(但し1月11日、3月21日・28日は開館)、3月22日・29日、
展示替え期間(2月15日~25日)
【料金】一般700円、大学生400円、中高生300円
小学生以下及びメンバーシップ校の方は無料
※入館者には呈茶を行います
※20名以上団体割引

http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/tenjinow/tenji.html

会場

会場名:茶道資料館
webサイト:http://www.urasenke.or.jp/textc/gallery/tenji/
アクセス:〒602-0073 京都市上京区堀川通寺之内上る寺之内竪町682 裏千家センター内
電話番号:075-431-6474
開館時間:9:30~16:30(入館は16:00まで)
休館日等:月曜日休み(ただし、祝日の場合開館)

概要

 日本の美術工芸品にはさまざまな文様が施されています。それらは単にわたくしたちの目を楽しませてくれるだけではなく、何かのメッセージを伝えていることが少なくありません。たとえば「梅」は、梅を愛した中国の詩人林和靖(りん なせい)や、天神として祀られる菅原道真の象徴として用いられることがあります。松や竹と組み合わせると、松竹梅としておめでたい文様にもなります。ひとつの文様であっても、幾通りもの意味をもつことは珍しいことではなく、組み合わせによって異なるメッセージを伝えることができます。
 茶事茶会では、亭主は季節や迎える客のことを思い、テーマを設けて茶道具の取り合わせを考えます。客は茶事が進むにしたがって使われる茶道具から、少しずつ茶事のテーマを推しはかります。その際、茶道具に施された文様は、亭主の意図を解き明かす糸口のひとつとなります。文様のもつ意味を読み解くには、幅広い知識が必要ですが、それだけに奥深く楽しみのつきない世界といえます。
 本展では、文様や意匠のうち、草花、樹木、動物、天象など茶道具によく見られるものを取り上げ、あわせてその意味もわかりやすくご紹介します。

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