ドナルド・キーン 生誕100年記念 ドナルド・キーンと画家・井澤元一

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開催情報

【期間】2022年8月6日(土)~10月2日(日)

【開館時間】10:00~19:30(入場は19:00まで)

【休館日】月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
※9月15日(木)~ 22日(木)は臨時休館につき休室

【料金】一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
※()内は20名以上の団体料金
※総合展示(2階)とフィルムシアター(3階)をご覧いただけます。(フィルムシアターは催事により有料の場合があります)。
※新型コロナウイルスの感染症の今後の状況により、予定を変更する場合がございますのでご了承ください。

https://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/donaldkeene_motoichiizawa/

会場

会場名:京都府京都文化博物館 2階展示室 「京の至宝と文化」
webサイト:http://www.bunpaku.or.jp
アクセス:〒604-8183 京都市中京区高倉通三条上ル東片町623-1
電話番号:075-222-0888

概要

 日本への留学資格を得たドナルド・キーン(1922−2019)は、1953年から1955年までの約2年間を京都で過ごします。京都大学大学院で芭蕉を研究、下宿先の「無賓主庵」で『日本文学選集』の編纂に没頭、智積院で書を、茂山千之丞から狂言を習う日々は、日本語を思慕し続けたキーンにとってかけがえのない時間でした。
 永井道雄や三島由紀夫、谷崎潤一郎、吉田健一など、京都留学時代に出会った「日本人」の一人に、画家の井澤元一(1909−1998)がいます。ともに能の舞台や展覧会、神社仏閣を訪れて語り合う日々は、京都の風物を描くことを敬遠していた井澤にも変化をもたらします。帰国後、ニューヨークのアパートの壁に飾られた井澤の《壬生狂言》は、キーンと京都を繋ぎ続けました。
 ドナルド・キーンの生誕100年を記念する本展では、キーンと京都、そして井澤との交流に焦点を合わせながら、彼らの作品や資料をご紹介します。日本の文化について思索し海外に発信し続けた文学者・ドナルド・キーンと、京都というモチーフを通して独自の画風を模索し続けた画家・井澤元一。2人の交流と作品を通して、彼らが「発見」した日本/京都をたどります。

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