開催情報
【作家】横山崋山
【期間】2019年7月2日(火)-8月17日(日)
前期=7月2日(火)~ 7月21日(日)
後期=7月23日(火)~ 8月17日(土)
【開館時間】10:00~18:00(金曜日は19:30まで。入場はそれぞれ30分前まで)
【休館日等】7月8日(月)、7月22日(月)、7月29日(月)
【料金】
一般1,400円(1,200円)、大高生1,100円(900円) 中小生500円(300円)
※( )は前売券及び20名以上の団体料金
※未就学児は無料。(要保護者同伴)
※前売券は2019年4月26日(金)から 7月1日(月)まで販売。(会期中は当日券のみ)
※障害者手帳等をご提示の方と付き添い1人までは無料
※学生料金で入場の際には学生証をご提示ください
※上記料金で、2階総合展示と3階フィルムシアターもご覧いただけます。(催事により有料の場合があります)
※着物割引:着物(浴衣)で来場の方は当日料金を100円割引。
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special/next/
会場
会場名:京都文化博物館4・3階展示室
webサイト:http://www.bunpaku.or.jp/exhi_sogo/
アクセス:〒604-8183 京都市中京区三条高倉
電話番号:075-222-0888
概要
横山華山(1781/4~1837)は、江戸時代後期に京都で活躍した絵師です。幼少の頃から曾我蕭白の絵に触れて独学し、岸駒に入門した後、呉春に私淑するなど、多くの流派の画法を身につけ、絵の幅を広げました。伝統や形式を重んじる諸画派には属さず、自由な画風と筆使いで人気を博し、その名声は当時日本中に広がっていました。海外からも早くから評価され、欧米の美術館に優品が多数所蔵されています。著名な画家を記した番付や、夏目漱石の作品に名前が登場するなど、明治から大正の頃までは世間に知られた存在でした。
華山は人物画、花鳥画、山水図など幅広い画題に秀いでていましたが、なかでも風俗画や祭礼図は真骨頂で、細やかな描写に目が奪われます。本展では、上下巻あわせて30mにおよぶ晩年の大作《祇園祭礼図巻》を一挙に公開するほか、ボストン美術館や大英博物館に渡った海外の作品も里帰りします。曾我蕭白や弟子たちの作品もあわせた約120点で、華山の多彩な画業を系統立てて紹介する初めての回顧展です。かつて有名であったにも関わらず、忘れ去られてしまった画家の全貌を掘り起こし、その魅力に光を当てます。