開催情報
【作家】太田喜二郎、藤井厚二
【期間】2019年4月27日(土)-6月23日(日)
【開館時間】10:00-19:30(入室は19:00まで)
【休館日等】月曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)
【料金】一般500円(400円)、大学生400円(320円)、高校生以下無料
*( )内は20名以上の団体料金
http://www.bunpaku.or.jp/exhi_shibun_post/nihonnohikari/
会場
会場名:京都文化博物館 2階総合展示室「京の至宝と文化」
webサイト:http://www.bunpaku.or.jp/exhi_sogo/
アクセス:〒604-8183 京都市中京区三条高倉
電話番号:075-222-0888
概要
近代京都の洋画家・太田喜二郎と、近代京都の建築家・藤井厚二。本展は、絵画と建築というジャンルの異なる二人について、その交流を通じ紹介することで、日本の近代文化の一側面に光をあてます。
太田喜二郎は東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、ベルギーに留学し、明るい光を印象派風の点描で描く技法を身につけました。そして帰国後は、日本の柔らかな光を描く方法を模索しました。一方、藤井厚二は東京帝国大学(現・東京大学)を卒業、竹中工務店に勤務して後、欧米を視察、帰国後は西洋の技術を取り入れながらも、日本の気候風土にあう住宅を追究しました。その究極が、大山崎にある自邸「聴竹居」(重要文化財)です。
京都帝国大学(現・京都大学)建築学科でデッサンを教える講師として招かれた太田は、同じ頃に講師として着任した藤井と知り合います。やがて、太田は自邸の設計を藤井に任せ、また二人は茶事などを通じて交流を深めていきます。本展は、そんな太田と藤井の仕事を、新発見の資料などを踏まえて、絵画と建築をクロスさせた新たな視点から紹介します。