開催情報
【作家】炭素
【期間】2023年4月23日(日)– 2023年5月14日(日)
【開館時間】11:30-20:00
【休館日等】-
【料金】無料
会場
会場名:そのうちcafe SNC
webサイト:http://bgmkyoto.tumblr.com/
アクセス:〒600-8182 京都市下京区塗師屋町119
電話番号:-
概要
この度、そのうちcafeでは炭素さんの個展「京都ひたひた紀行 また来たよ!」を開催します。
そのうちcafeでは2度目の個展となる今回も、澄んだ水で満たされた街々を描きます。
「脳内で”水遊び”をして過ごすにはぴったりの場所、京都。澄んだ水の打ち寄せる幻の古都を、ともに旅していただけるとうれしいです」
イラストレーターとライターの二刀流でいく炭素さん。水没した街を描きはじめたのは、ヨット誌での取材中の出来事がきっかけです。
取材中、水中カメラを担いだカメラマンが撮った一枚。海に飛びこみ、上には白い飛沫を飛び散らせて進むアクティブなヨット、下にはエメラルドカラーで満たされた静かな水中が広がる写真でした。
「2020年春、コロナ禍でどこにもいけなくなったとき、この写真を思いだしました。上下の水の有無によって、まったく違う世界を鮮やかに描き出したこの一枚を、自分が暮らす街中で再現しようと試みたのがはじまりです」
本展では京都を中心とした街角の作品を20点ほど予定。
京都を訪れたとき、また2021年に半年ほど京都に暮らしたときにも、「歴史ある古都を水中に沈める畏れ多い遊び」をしながら名所を歩いたといいます。作品はそんなイメージを形にしたものです。
「今回の展示では、そのうちcafeにも水がひたひたと打ち寄せました。皆さまのお気に入りのあの席、この席が水中の生き物に占領されているかもしれません。ひとときの不思議な水中バカンスを楽しんでいただければ幸いです」
炭素|tanso
ライター・イラストレーター。東京在住。雑誌やWEB、広告などの分野のコンテンツ制作に携わる。
海や水中に縁が深く、ヨット専門誌『月刊Kazi』にてコラムを連載中。