開催情報
【作家】小檜山貴裕
【期間】2019年6月29日(土)–7月28日(日)
【時間】13:00-19:00(最終日は17:00まで)
【休館日等】火,水,木
【料金】無料
会場
会場名:bgm gallery and shop
webサイト:http://bgmkyoto.tumblr.com/
アクセス:〒600-8114 京都市下京区早尾町313 番地3 五条モール 102
電話番号:-
開館時間:13:00 – 19:00(最終日は17:00まで)
休館日等:火,水,木
概要
「船上で青色の海と空を見ていると入り混じる、晴れやかな清々しい気持ちと鬱屈した気持ちーそんなブルーを内包した写真を、青色が撮れない白黒写真から表出させてみようという試みのような展示にしたいと思っています。
その光景を頭に描いてそれを探し、そこに向かう撮影行為が「落とし込む」作業だとすれば、私の撮影の主体はふと気がつくことで「掬い上げる」というもうひとつの感覚からくるものでした。今回は「落とし込む」という意識と「掬い上げる」という感覚とのバランスを意識しています。私的心情に右往左往しながらも、視覚とフレーミングを優先的に意識した撮影、また大判カメラによる緻密なプリントによってブルーに近づこうと思っています。頭にブルーを思い描くことから言葉に、そしてそれをまた光景として定着していきます。」
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私的な事情や事柄と向き合い、外的事象をまっすぐに受け止めて写真行為を続ける。さまざまな要因から心情が変化していくなかで、また改めて写真を見返す。その繰り返しの中から残っていくものを作品として制作発表へとつなげていると言います。
2 年ぶりの個展となる小檜山貴裕。モノクローム、優先的に意識した視覚とフレーミング、大判写真による緻密なプリント制作といった試みをどうぞご覧ください。
【作家プロフィール】
小檜山 貴裕 (こひやまたかひろ)
1974 年東京生まれ。
3 歳から11 歳までをアメリカ合衆国カリフォルニア州で過ごす。2008 年の初個展以降写真作品の発表を続けている。
言葉にはしづらい写真ならではの表現について考え、”伝わる”より”感じる”を内包した写真を目指して制作しています。現在京都在住。
http://www.noboka.net