開催情報
【期間】2018年8月4日(土)~ 10月8日(月・祝)
【開館時間】
9:30~17:00 (入館は閉館の30分前まで)
*7月6日(金)~10月6日(土)の金曜日、土曜日は、午後9時まで開館(入館は午後8時30分まで)
【休館】月曜日(ただし、9月17日、24日、10月8日(月・祝)は開館し、9月18日、25日(火)は閉館)
【料金】
一般 430円[220円]大学生 130円[70円]
※ 本展はコレクション・ギャラリーの一部を使って開催する展覧会です。
※ 本料金でコレクション展もご覧いただけます。
※ 前売券は発売しません。
※ 高校生以下、18歳未満および65歳以上の方は無料*。
※ 心身に障がいのある方と付添者1名は無料(入館の際に証明できるものをご提示下さい)。
【無料観覧日・夜間割引】
無料観覧日: 8月4日、11日、18日、25日
夜間割引: 夜間開館日(金・土曜日)の午後5時以降、夜間割引を実施します。
一般 430円 → 220円、大学生 130円 → 70円
http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2018/426.html
会場
会場名:京都国立近代美術館 コレクション・ギャラリー(4F)
webサイト:http://www.momak.go.jp/
アクセス:〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
電話番号:075-761-4111
開館時間:9:30~17:00/火〜木・日祝(入館は16:30まで) 9:30~21:00/金・土(入館は20:30まで)
休館日等:毎週月曜日
概要
1919年、今からほぼ100年前に先進的な総合芸術学校バウハウスが、ドイツのヴァイマールに設立されました。設立に際し、初代校長ヴァルター・グロピウスは「バウハウス宣言(Bauhau-Manifest)」を公にします。そこには、建築・絵画・彫刻の三つのジャンルを表す尖塔をもつゴシック様式の聖堂を描いた、ライオネル・ファイニンガーの木版画が添えられました。あらゆる造形活動を手仕事の訓練と習得を通して統合し、新たな時代・世界に相応しい建築さらには社会の創造を目指したバウハウスは、その教育理念と独創的なカリキュラムによって、ドイツ国内のみならず、ひろく世界に大きな影響を及ぼしました。
本展は、そのバウハウスの今日的意義を再考する国際プロジェクト「bauhaus imaginista(創造のバウハウス)」の一環として開催されるものです。ここでは、ドイツで生まれたバウハウスの教育理念とカリキュラム、特に工房教育と予備課程が、日本とインドという異なる歴史・文化背景をもつ地域で、どのように受容され展開したのかに注目し、その足跡を、100点あまりの関連資料や記録、当時の学生たちの作品などによって辿ります。また本展のために、二組のアーティスト、スウェーデンのマルメを拠点に活動するルカ・フライそしてロンドンを拠点とするオトリス・グループが、バウハウスと日本とインドをめぐる作品を新たに制作します。
彼らの作品は、バウハウスの受容と展開の歴史性だけではなく、その現在性についての視座を我々に与えてくれるにちがいありません。そして本展のエッセンスは、プロジェクトの最終形として2019年春にベルリンの世界文化の家で開催される展覧会「bauhaus imaginista: Still Undead」でも紹介されます。
本展が、「バウハウス宣言」を起点に、理念と実践の連携による教育さらには社会刷新の可能性と重要性、グローバル化とローカリティの関係性、そしてそれを踏まえた文化そしてその交流の多様性について再考する機会になることを期待します。
関連イベント
レクチャー&ディスカッション 「バウハウスと日本」
日時:8月12日(日)午後2時~4時
講師:梅宮弘光(神戸大学教授)+ヘレナ・チャプコヴァー(Curatorial Researcher: Corresponding With/ Bauhaus imaginista)
モデレーター:本橋仁(京都国立近代美術館特定研究員)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(当日午前11時より1階受付にて整理券を配布します)
参加費:無料
講演会「シャンティニケタンから建築とデザインを考え、学び、作る」
日時:9月22日(土) 午後5時~6時30分
講師:佐藤研吾(In-Field Studio / 歓藍社)
会場:京都国立近代美術館 1階講堂
定員:先着100名(当日午後4時より1階受付にて整理券を配布します)
参加費:無料