逸脱する声―京都芸術大学美術工芸学科専任教員展

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逸脱する声_チラシA4

開催情報

【出品作家】
〈第1期〉池田光弘、神谷徹、川上幸子、河野愛、柴田純生、清水博文、髙橋耕平、仁尾敬二、東島毅、山田伸
〈第2期〉出口雄樹、岩泉慧、金澤一水、菅原健彦、多和田有希、椿昇、福本双紅、ミヤケマイ、森本玄、矢津吉隆(副産物産店)、ヤノベケンジ、山元桂子
【期間】
第1期  2022年6月9日(木)〜16日(木)
第2期  2022年6月22日(水)〜28日(火)
【開館時間】10:00~18:00
【料金】無料

[主催]京都芸術大学 美術工芸学科
[企画]竹内万里子(美術工芸学科 学科長)
[協力]京都芸術大学 文芸表現学科木村俊介ゼミ、情報デザイン学科見増勇介特別ゼミ
[関連イベント]美術工芸学科インスタグラム(@kua_biko)にて随時お知らせいたします

https://www.kyoto-art.ac.jp/events/2297

会場

会場名:京都芸術大学 瓜生山キャンパス 人間館1階ギャルリ・オーブ
webサイト:https://www.kyoto-art.ac.jp
アクセス:〒606-8271 京都市左京区北白川瓜生山2-116
電話番号:075-791-9122(代表)

  

概要

―展覧会によせて―
つねに反逆者あるいは逸脱者であること。それは時代や社会の要請にこたえる代わりに、自分自身の要請に忠実に、したたかに生きることである。社会は人を生かしもすれば殺しもするからこそ、人はこの心身を殺される前に、自分で自分を守るしかない。そしてすでに犠牲となった無数の人たちのかすかな声を受け取り、これからの人たちへ向けて、殺されない道がここにあるとささやくのだ。これが時空を超えた真の連帯の姿勢であり、芸術はその証明にほかならない。
ただしそれは、けっして声高に叫ばれることも、熱狂的に支持されることもないだろう。立ち止まって耳を澄ませなければ気づけないほどの、断片的でかぼそい声。時代に迎合し自らを強者と錯覚する者の耳には、到底届くはずもない。しかし例外なく有限のはかない命をもつ人間にとって、じつはそれこそが自らの尊厳を死守するための、ほとんど唯一の道ではなかったか。
だから、何があろうとも芸術を握りしめてその生をまっとうすると決めた人たちがいる。ここに集まるのは、22名の作家によるそのような試みの一部である。

竹内万里子(本展企画者)

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