佐々瞬個展「うたが聞こえてくる暮し(旅先と指先)」

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開催情報

【作家】佐々瞬
【期間】2016年6月25日(土)~7月24日(日) 
【開館時間】平日 13:00〜20:00 / 土日祝 12:30〜20:00
【休館日等】無休
【料金】無料

http://artzone.jp/?p=2489

会場

会場名:ARTZONE
webサイト:http://www.artzone.jp/
アクセス:〒604-8031 京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2階
電話番号:075-212-9676
開館時間:平日 13:00〜20:00 / 土日祝 12:30〜20:00
休館日等:無休

概要

ARTZONEでは東京を拠点に活動する若手作家・佐々瞬を招聘し、彼の関西初個展「うたが聞こえてくる暮し(旅先と指先)」を開催いたします。この度の展示では、佐々が旅先で出会った人々の暮しを主題にした2つの新作を発表いたします。

佐々瞬は、今年、森美術館で開催された「六本木クロッシング2016展:僕の身体(からだ)、あなたの声」にも出展した注目の若手作家です。佐々は2015年11月の鳥取でのレジデンス・プログラム以降、人々の暮しや他人には分かり得ない領域とどのように関わることが出来るのかを問い、その可能性に取り組んできました。
本展で展示される2つの新作のうち、ひとつは、著書『一戔五厘の旗』(1971年)で、庶民の暮しの旗を掲げることを謳った花森安治と、彼が編集長を務めていた頃の雑誌『暮しの手帖』の読者たちにまつわる作品です。今回の新作は、鳥取(HOSPITALE PROJECT)、そして東京(森美術館)で展開してきたシリーズの最終章となります。
もうひとつは、本展の準備を進めていく中、京都に住むとある親子の暮しと出会ったことをきっかけに制作された作品です。本作では、個人の思いやパーソナルなモチベーションを伝える手段として「うた」を用いた他人同士の対話を試みます。

本展のタイトルにも表れている「旅」というものは、未知なものに触れることの謂いであり、新たなものに出会うために人々は「旅」をします。今回、佐々は、「旅」というものが、旅人、そして旅人を招き入れる人にとって、どのような効果もたらすのか、またどのような影響を与えるのかを問いかけます。 ARTZONEは、年間を通して多くの観光客が訪れる京都の繁華街の一角に位置しています。そこへ出かけてくる人々は、ここで何をかわし合い、その後どのような行き先へ進むのでしょうか。

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