開催情報
【作家】ガーウィン・デイビス
【期間】2018年9月26日(水)-30日(日)
アーティスト・トーク
日時:9月29日(土)14:00-15:30
会場:制作室1
※入場無料・事前申込不要
※逐次通訳あり
【時間】13:00-17:00
【料金】無料
http://www.kac.or.jp/events/24295/
会場
会場:京都芸術センター 制作室1(北館1F)
webサイト:http://www.kac.or.jp
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000
概要
主催
シドニーを拠点に活動する、ガーウィン・デイビスによる2ヶ月間の滞在制作の成果を展示します。
記録的な酷暑となった今年の夏を京都芸術センターで過ごしたデイビス。彼のリサーチは、自らがポートレートを撮るのにふさわしい「空間」を求めて館内各所を探索することから始まりました。滞在を経るにつれ、その範囲は神戸、大阪、奈良へと広がります。
空間や場所について思索し、自作した衣装をまとってデイビスの撮影は行われます。全身を覆うその形状は、衣服というより新たな生命体を模しているかのようです。画用紙やスプレー塗料、模型材料など身近な素材が好まれ、手遊び的な軽やかさをもって、写真の中のキャラクターは実現されます。キャラクターは一見滑稽ながらも、それを楽しむことにどこか後ろめたさと、パーティの残骸のような後味を覚えます。
自身にとって写真とはフェイクである、と明言するデイビス。彼が創り出すこの世界観は、明らかな偽物(=フィクション)でありながらも、どこかそうとは言い切れない曖昧さをはらんでいます。このオープンスタジオは、私たちが彼の写真を通して、一体何を真実と思うのか、遊戯的に試行する機会となるのではないでしょうか。