開催情報
【作家】小城崇史
【期間】2018年3月20日(火)~3月25日(日)
【開館時間】11:00~18:30
【休館日等】無休
【料金】入場無料
https://www.artisan-tokyo.com/wp/news/tsunaguoto_tsumuguhito
会場
会場名:フォトギャラリー・アルティザン京都 ジャパネスク 2F「花」
webサイト:http://www.artisan-tokyo.com/
アクセス:〒605-0038 京都府京都市東山区堀池町374-2 京都写真美術館
電話番号:080 (5988) 7720
開館時間:11:00~18:30
休館日等:年中無休(年末年始を除く)
概要
京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスクでは2階展示室「花」にて、〜いちひめ雅楽会演奏開始30周年記念〜 小城崇史 写真展「つなぐ音つむぐ人」を3月20日(火)~3月25日(日)まで開催いたします。
長いこと国外のプロスポーツに目が向き、そこで活躍する人間たちのドラマを追い続け、ふと気が付くと10余年の歳月が流れていた。しかし振り返ってみると、自分の国の歴史や文化について「全く知らない」という現実に直面したのも事実。そんな思いを抱えていた2008年、私は京都で雅楽の伝承・演奏活動を続ける「いちひめ雅楽会」と出会った。笙や篳篥が奏でる雅な音色、そして目映いばかりの装束に身を包んだ人々が織りなす世界は、まるで絵巻物を見ているかのような錯覚すら覚えた。しかしそれらの全ては心地よく、ここに、私達の国が連綿と受け継いできた文化があることを確信した。世界最古の奏楽と言われ、明治以前は一般人が触れることすらかなわなかった雅楽。それを今、現実のものとして見聞きすることができる。その事実に興味をそそられた私は、程なく京都通いを始めるようになった。
スピードや効率ばかりが優先される今の時代、一番難しいのは歴史や文化を守り伝えることだ。千年単位の時間の流れで見たら、私が見続けた期間など、ほんの一瞬に過ぎない。しかし人が意思を持ってつなぐ努力をしなければ、この音色が残ることはない。「この時代、こんな風に伝承していた」という事実が、写真を通じて少しでも伝わるならうれしい。
主催:いちひめ雅楽会
後援:京都市観光協会・京都新聞
【作家プロフィール】
小城崇史/Takafumi Kojo
1962年、東京生まれ
学習院大学・東京綜合写真専門学校卒業後、広告写真スタジオを経て独立。広告・企業広報等の撮影の他「動きを写真で表現」することに目覚め、1996年からMLBをはじめとするプロスポーツ取材を数多く手がける。近年はカメラ雑誌別冊の編集・制作者としても活動中。
公益社団法人 日本写真家協会(JPS)
一般社団法人 日本写真学会(SPIJ)
一般社団法人 日本スポーツプレス協会(AJPS)
国際スポーツプレス協会(AIPS)
各会員