ウィル・ホール「Dissoception」

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開催情報

【作家】
ウィル・ホール
 
【期間】2014年3月26日(水)〜4月6日(日)

【料金】無料

http://am-news.tumblr.com/post/80764964238/3-26-4-6-will-hall-dissoception

会場

会場名:Antenna Media
webサイト:http://antenna-media.com/
アクセス:〒600-8059 京都府京都市下京区麩屋町通五条上る下鱗形町563
電話番号:050-3722-8945
開館時間:14:00~19:00
休廊日:月曜日

概要

本展はウィル・ホールによる個展です。知覚と認識に対する実験的な作品です。どうぞ足をお運び下さい。

〼作家の言葉
神経心理学者リチャード·グレゴリーによって「内界と外界が出会う境界」と定義された、認知的錯覚や知覚の不確実性は、我々の感覚的世界に遍在しているにも関わらず、多くの場合、重用視されず見過ごされている。しかし、近年における哲学と神経学の発展は、これらの特性を本格的に研究する重要性を問い、その可能性を明らかにした。

私は、鑑賞者が直接的または主観的に作品を体験することで、認知的錯覚や知覚の不確実性を探求できるようなマルチメディア装置の制作を目指している。知覚認識が意識に作用する脳の部分を迷わせる行為を体験できる装置である。そこでの体験は、知覚という概念についての新しい側面を浮き彫りにし、知覚認識のプロセスや、視覚行為をどのように意識しているか、身体と環境との相互作用についての考察を体験者に提起する。

知覚が認識に作用する仕組みは、通常は掌握することができない捉えどころのないものとされている。だが、私の作品は周囲の環境との直接的な関わり持つ事により、知覚への探求を実感する事ができる。それこそが我々の知覚、我々の経験にとって非常に本質的なものである。

プロフィール

ウィル・ホール
1980 イギリス生まれ
2000 ニューカッスルカレッジ 卒業
2003 バルセロナ大学留学(スペイン)(エラスムス交換留学制度)
2004 グラスゴー芸術大学芸術学部絵画学科 卒業
2010 鹿児島大学教育学部美術科研究生(国費留学生)修了
2012 京都市立芸術大学美術研究科修士課程絵画専攻造形構想 修了
現在 京都市立芸術大学美術研究科博士課程メディアアート専攻 在学中

2004 BraveART |ロンドン(U.K)
2005 Will Hall and Billy Teasdale | Transmission Galleryグラスゴー(U.K)
2010 四条ストリートギャラリー
2010 留学生展 | 京都芸術センター
2010 Revelers thought the flames were part of the show | 京都芸大内小ギャラリー
2011 留学生展 | 京都芸術センター
2012 京都市立芸術大学卒業制作展|京都市立美術館
2012 通感 (Colors of KCUA) |@KCUAギャラリー
2013 博士展 |@KCUAギャラリー
2013 INTERIM SHOW | 京都市立芸術大学
2014 博士展 |@KCUAギャラリー
2014 INTERIM SHOW | 京都市立芸術大学

賞歴
2012 京都市立芸術大学卒業制作展 市長賞受賞

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