KYOTO ART LOUNGE EXHIBITION 表裏のバイパス KYOTO ART LOUNGE Exhibition: Connecting Two Sides

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開催情報

【期間】202/3/4(Thu) ~ 3/14(Sun)
【開館時間】11:00 – 18:00
【休館日等】
【料金】無料

会場

会場名:藤井大丸 ブラックストレージ
webサイト:https://artists-fair.kyoto/events/st02/
アクセス:京都市下京区綾小路通御幸町西入足袋屋町318
電話番号:075-414-4222

概要

使われなくなった伏見の酒蔵、全長25mの西陣の元染織工場、工作機械が並ぶ現役の町工場、京都の街の様々な場所に作家のアトリエは存在します。作品と向き合う苦悩や理想の表現手法を求めて実験 を重ねる日々、制作に励む日常は作品には見えてこない“裏側“と言えます。またその“裏側”は当然ながら作品である“表側“と切り離せない関係を持っています。展覧会『表裏のバイパス』では、菊池和晃、TŌBOE(西條茜 × バロンタン・ガブリエ、吉田桃子の3名の作家の表裏を映像と展覧会で接続することを試みます。映像はこちら。
菊池 和晃
1993年京都生まれ。成安造形大学美術領域現代アートコース卒業。京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻構想設計クラス修了。機械工として働きつつ、京都を拠点に美術家として活動。仕事で使用する技法を用いて、肉体を酷使することで稼働する装置を制作し、またその装置を使い美術史から引用したイメージを生産する。主な展覧会に「ニューミューテーション #3 菊池和晃・黒川岳・柳瀬安里」京都芸術センター(2020)、「Kyoto Art for Tomorrow 2020 –京都府新鋭選抜展–」京都文化博物館(2020、優秀賞受賞)、「超暴力展」山下ビル(2019)など。

TŌBOE(西條茜 × バロンタン・ガブリエ)
陶磁器の特性である「中心が空洞」であることからもたらさられる虚構性に焦点を当て制作を行ってきた西條茜と、自身の声や息を用いてパフォーマンスを行ってきたバロンタン・ガブリエからなるユニット。互いの素材である「陶磁器」と「息・声」を用いて陶製のサウンドオブジェクトを制作する。西條茜/1989年兵庫県生まれ。京都市立芸術大学大学院 美術研究科修士課程 工芸専攻陶磁器分野修了。バロンタン・ガブリエ/1991年フランス・グラース生まれ。現在京都市立芸術大学大学院美術研究科 博士課程構想設計領域在籍。

吉田 桃子
1989年兵庫県生まれ、2016年京都市立芸術大学院修士過程修了。音楽を聴いているときの高揚感や頭に浮かぶ映像的イメージを絵画の形式に閉じ込め、観る人にその高揚感を共有させる装置とする作品制作を行っている。「a.a.t.m.2016」三菱地所賞受賞、2016年京都市立芸術大学大学院市長賞受賞。これまでの個展に、「scene UKH ver.3.1」ART ZONE/京都(2017)、「scene UKH ver.3」三菱一号館美術館歴史資料室/ 東京(2017)、などがある。

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