開催情報
【期間】2018.6.25 – 2018.8.11
【開館時間】10時〜17時(入館は16時30分まで)
【休館日等】日曜日、祝日(ただし8月11日〔土・祝〕は開館いたします)
【料金】一般200円、大学生150円、高校生以下無料
*京都・大学ミュージアム連携所属大学の学生・院生は学生証の提示により無料
http://www.museum.kit.ac.jp/20180625h.html
会場
会場名:京都工芸繊維大学美術工芸資料館
webサイト:https://www.kit.ac.jp/
アクセス:〒606-8585 京都市左京区松ヶ崎橋上町
電話番号:075-724-7924
開館時間:午前10時から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
休館日等:日曜日・祝日
概要
京都工芸繊維大学美術工芸資料館では、「華やかなフランス・ポスター ベル・エポックを中心に」展を開催します。本学の前身である京都高等工芸学校開校時より、フランスのポスターはデザイン教育の重要な資料として収集・活用されてきました。その伝統は今も受け継がれ、400点を超えるフランス・ポスターのコレクションは、美術工芸資料館の核となっています。昨年秋には、当館のフランス・ポスターの優品を集めた『京都工芸繊維大学美術工芸資料館デザインコレクション フランスのポスター』(青幻舎)も刊行されました。
ポスター・デザインというと真っ先にその名があがるほど、19世紀末から20世紀前半にかけてのフランスはポスター生産の中心地で、卓越した多色石版技術でヨーロッパを席巻したジュール・シェレを始め、トゥールーズ=ロートレックやミュシャ、カッサンドルからサヴィニャックまで名だたるデザイナーたちを輩出してきました。街じゅうに貼られるポスターはパリの風物詩であると同時に、パリの風俗を色鮮やかに伝えてくれる証言でもあります。この展覧会では、19世紀末のアール・ヌーヴォーから1920年代のアール・デコまでのベル・エポックのポスターを中心に、商品や観劇、博覧会や戦争といった時代の諸相を切り取った鏡としてのポスターを紹介しようと思います。デザイナーたちが一枚のポスターに込めた思いと、文化の都パリの華やぎ、そして広告メディアとして近代を生き抜いてきたポスターの表現の豊かさを感じ取っていただければ嬉しい限りです。