開催情報
【作家】
宮脇綾子
【期間】2015年5月21日(木)~6月14日(日)
【料金】 一般800円(600円) 高・大学生600円(400円) 小・中学生400円(200円)
※( )内はご優待料金。対象:エムアイカード、JR西日本グループ会社カード(一部除く)お持ちの方、 前売および10名さま以上の団体、「障害者手帳」提示のご本人さまとご同伴者1名さま。
http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html
会場
会場名:美術館「えき」KYOTO
webサイト:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/
アクセス:〒600-8555 京都府京都市下京区烏丸通塩小路下ル東塩小路町
電話番号:075-352-1111
開館時間:10:00~20:00(入館は19:30まで)(最終日17:00まで)
※但し6月1日(月)、2日(火)、8日(月)、9日(火)は午前10時~午後7時30分 入館締切:閉館30分前
休館日等:無休
概要
アプリケ作家宮脇綾子(1905年-1995年)は、身近にある魚や野菜、草花などをモデルに詩情あふれる作品を作り続けたユニークな作家です。戦争が終わった時「空いた時間を使って何か自分の仕事をしてみたい」と思い立ったのが、身近にあった古裂(ふるぎれ)を素材にしたアプリケでした。その作品は、布の素材をうまく生かし、一枚の静物画のように立体感があり、ユーモアにあふれ、温かさに満ち、時代を超えたデザイン性に優れ、躍動感にあふれています。
「心して見れば道端の草花でも、台所に転がっている野菜、枯れた花、一匹のさんまでも美しいと思う。その感動を私は布へ持っておっただけなのです。道端の花がモデルであり、自然に学び、ものをよく見ること。それが創作を生むきっかけとなるのです」(綾子)
その手作業から紡ぎだされた作品は、まさに絵の具を布に置き換えた「布で描いたアプリケ芸術」といえます。本展は、<自然への愛><人間・家族への愛>をテーマに、初期から代表作そして未発表の作品合わせて約100点展示いたします。家庭を守りながら日常生活によせる愛情を創作のエネルギーとして生きた宮脇綾子の世界をどうぞお楽しみください。
■主催:朝日新聞社
■協力:豊田市美術館、名古屋市博物館
■企画協力:創造教育センター