【KYOTO EXPERIMENT】ロベルタ・リマ『水の象(かたち)』

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開催情報

【参加作家】ロベルタ・リマ
【出演】ロベルタ・リマ、塚原悠也

【期間】
[インスタレーション]
2018年10月6日(土)- 10月21日(日) 10:00-20:00
*プレオープン 10月5日(金)17:00-22:00
*10月21日(日)は17:00まで

[パフォーマンス1]
10月8日(月)19:00

[パフォーマンス2]
10月14日(日)17:00

[パフォーマンス3]
10月21日(日)13:00-◎

◎託児サービスあり。詳細はお問い合わせください。
※各回内容が異なります。
※パフォーマンス当日は終演まで展示はご覧いただけません。
※上演中、水しぶきがかかる可能性がございます。ご希望の方は受付でレインコートをお渡しします。

【開館時間】10:00~20:00 *プレオープン 10月5日(金)17:00-22:00 、10月21日(日)は17:00まで

【料金】
[インスタレーション] 入場無料

[パフォーマンス]
一般 前売 ¥2,000/当日 ¥2,500
ユース(25歳以下)・学生 前売 ¥1,500/当日 ¥2,000
高校生以下 前売・当日共に ¥1,000
ペア ¥3,500(前売のみ)
ロベルタ・リマ『水の象』セット券 ¥5,400(前売のみ・取扱:KYOTO EXPERIMENTチケットセンター、京都芸術センター)
http://www.kac.or.jp/events/23917/

会場

会場名:京都芸術センター 講堂
webサイト:http://www.kac.or.jp
アクセス:〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
電話番号:075-213-1000

概要

米粒が輪郭を失い酒にかたちを変えるように
パフォーマンスがインスタレーションを変容させる

ロベルタ・リマは、自らの身体そのものをテーマとしながら、アーティストと鑑賞者それぞれの役割に問いを投げかける作品を制作してきた。そこで用いられるメディアは、写真や映像、インスタレーションなど、さまざまだ。
昨年の秋、リマは一週間にわたって京都・伏見の招徳酒造で女性杜氏の仕事に立ち会い、日本酒の醸造過程だけではなく、ひとりの女性が杜氏となった軌跡に触れた。酒造りを統括する杜氏は長らく男性によって営まれ、酒蔵は女人禁制ともされていた。しかし、その起源にまでさかのぼると、日本の酒造りには女性が深く関わっていた。そしていまや日本各地から女性杜氏の活躍が耳に入ってくる。このリサーチに導かれ、リマは「水」というエレメントを見出した。日本において「水」がコミュニティに果たしてきた役割とは?回復のメタファーとして、そして女性を旧弊から解放するプロセスに働きかける力として、「水」はどのように機能できるだろうか。『水の象(かたち)』では、同じ空間でインスタレーションとパフォーマンスが行われ、contact Gonzoの塚原悠也もパフォーマーとして上演に登場。パフォーマンスは空間に介入し、インスタレーションはその度に再生成される。
この国で、女性による革命はすでに始まっているのだ。孤独ではなく、コレクティブに。この変化を、いかに語り続けられるのか?
リマを衝き動かす力は、ここにある。

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