岩崎仁美氏、須川咲子氏トーク「Social what again?」

Social what again?
どんな「Social」を誰が担うの?その為のベースはどこにあるの?

今の「ソーシャル」を巡る流行とその制度化は、我々にどんな影響を及ぼしているのでしょうか?
ソーシャル・プラクティスとは何か?現状はどのような活動が起きているのか?
その先にあるものは何か?

海外の英語で書かれた「リレーショナル・アート」、「プロジェクト型アート」、
「アート・アクティヴィズム」などに関するテクストを定期的に輪読する
Picasomという読書会のメンバーと一緒に学びましょう。

公的な美術機関としてのソーシャル・プラクティスを実践してきた
NYのクイーンズ美術館のキュレーター、岩崎仁美氏と、
「21世紀型公民館」をめざし、私営のソーシャル・カルチュラルセンターの
実践を行ってきた京都のSocial Kitchenの須川咲子氏を交え、
その課題と可能性について話していきます。

【概要】
日時:2013年3月27日(水)19:30〜21:30
場所:Social Kitchen
   住所:602-0898 京都市上京区相国寺門前町699 Social Kitchen
   アクセス:地下鉄「鞍馬口」徒歩5分
料金:¥1,000(軽食付き)
定員:20名(要予約)

ゲスト・プロフィール

岩崎 仁美 (いわさき ひとみ)
ニューヨークのクイーンズ美術館(QMA)学芸部ディレクター/キュレーター。1989年渡米、ニューヨーク近代美術館でのフェローシップ、ニュー・ミュージアムやインディペンデント・キュレーターズ・インターナショナルでのインターンシップ等を経て、1993年ニューヨーク大学大学院美術館学部にて修士課程終了,1994〜6年ニューヨーク市立大学美術史学部にて西洋美術史修士過程専攻。1996年よりクイーンズ美術館勤務。若手作家によるサイト・スペシフィックなプロジェクト展および東南アジア、中近東、ラテン・アメリカ諸国に焦点を絞った企画展をゲスト・キューレーターとともに多数手がける。 2011年に「Duke Riley: Those About Dies Salute You」展で、Association of International Art Critics (AICA)より Curator’s Awardを受賞。

須川 咲子(すがわ さきこ)
大学在学中から、フリーで写真展や、「Open University」というレクチャー・ワークショップ、政治プロパガンダプロジェクトをブルックリンで始める。2006年から「喫茶はなれ」を開始。2008年、ミケランジェロ・ピストレットが主催するレジデンシーUniversity of Ideas(UNIDEE)に参加。レジデンス参加中から始動した「In 40 years」というイスラエル・パレスチナ問題を扱う40年間継続予定のプロジェクトを、展覧会としてイスラエルのヤファで発表するほか、「Place beyond borders」(Cittadellarte, 2009)にも参加。hanareの運営メンバーとして2010年にSocial Kitchenを立ち上げる。2011年には、「Alternating Currents」(Perth Institute of Contemporary Art, 2012)にも参加。現在はSocial Kitchenをベースに様々な企画を実施している。

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