【協力展覧会】「反復と平和――日々、わたしを繰り返す」

HAPSスタジオアーティストの小林椋が出展する展覧会のお知らせです。

概要

企画展 「反復と平和――日々、わたしを繰り返す」

会期:2022年4月29日(金)〜7月31日(日)11:00~17:00
会場:ボーダレス・アートミュージアムNO-MA(滋賀県近江八幡市永原町上16 旧野間邸)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
入場料:一般300円(250円) 高大生250円(200円)
※中学生以下無料、障害のある方と付添者1名無料
※()内は20名以上の団体料金
参加作家:小林椋/佐々木早苗/篠原尚央/清水ちはる/鈴木かよ子/横山奈美/吉川秀昭

https://www.no-ma.jp/repetitionandpeace

 

展覧会概要

反復される行為に見られる創造性を探ります。

平穏無事」「やはり家が一番」「いつもの味」等々、わたしたちは、しばしば、世界が変わらずに繰り返されることと、心の安寧とを、同じように考えることがあります。
しかしながら、実際には1日たりとも同じ日などないように、世界とは本来、常に変化を続ける時空間です。
馴染みの書店の閉店から、未曽有のパンデミックまで、変化は様々な形で表れ、わたしたちの日々を乱していきます。
そんな中にあって、わたしたちは同じことを繰り返すことへの志向を持ち、常同的世界の創造に、平穏な日々を支える足場の役割を与えようとします。

「反復」に「平和」を見る―それはいったいいかなる人間的な行為なのでしょうか。
本展では「繰り返し」をテーマに7人の作者の表現を紹介します。
 

小林椋《ヤシ煎る目を刈ろ》2020年

作品は、無機的なボディや、均質的なカラーリング、または反復的な動作、備え付けられたディスプレイなどの構成要素から、まるでそれらが何らかの「装置」であるように見えるだろう。しかしながら、「果たしてそれらが何のための装置なのか」ということは、おそらく誰もわからない。

 

関連イベント

オンラインギャラリートーク
学芸員によるギャラリートークをNO-MAのYouTubeチャンネルでオンライン配信します。解説や裏話とともに、映像でも展覧会をお楽しみください。
日時:2022年5月14日(土)18:00~(アーカイブはいつでもご覧いただけます。)

 

アーティストプロフィール

小林 椋(こばやし むく)
1992年東京都生まれ。2017年多摩美術大学大学院修士課程情報デザイン領域修了。2019年京都市立芸術大学大学院修士課程彫刻専攻修了。主な展覧会に「ニューミューテーション#4 小嶋晶・小林椋」(京都芸術センター、京都、2021)、個展「州ん」(ギャラリーN、愛知、2020)、個展「ソテツとてつもなく並」(ギャラリー16、京都、2019)、個展「エマージェンシーズ!032『盛るとのるソー』」(NTTイ ンターコミュニケーションセンター [ICC]、東京、2017)など。時里充とのユニット「正直」でも活動。




助成: