HAPSスタジオ使用者決定のお知らせ

HAPSスタジオ外観(撮影:前谷開)

一般社団法人HAPSでは、2012年12月より、京都を拠点に活動をしていく美術系アーティストのために小学校跡地を利用した制作スタジオを提供しています。
この度、前使用者の退去に伴い、元楽只小学校(京都市北区)を活用した複合施設「ふれあい共生館」内のスタジオ1室を活用し創作活動を行う美術分野のアーティストを公募し、総計21組のアーティストからご応募をいただきました。いずれの応募者も作品の質・活用の意欲共に高いレベルを達成しており、新たに「ふれあい共生館」での歩みを始めたHAPSスタジオへの注目や、創作場所の支援というニーズが依然として高いことを窺わせる募集となりました。
HAPS実行委員会メンバー並びにHAPS事務局による厳正な検討および面接を行い、審査の結果、新規使用者1名を決定しましたのでお知らせいたします。

 

使用者プロフィール


 
八幡亜樹(やはた あき)
1985年東京都生まれ、北海道育ち。現代美術家、映像作家。東京藝術大学院美術研究科先端芸術表現専攻修士課程修了。
映像インスタレーションを、『「人類の表現=生きること」のための思考装置』と捉え、取材をベースとした作品制作を行なっている。また、「辺境」に人類の表現の根源的なものを感じ、その追求のための場としてHENKYO.studio(京都)を設立。2008年の学部卒業以降、「六本木クロッシング」(森美術館)などへの参加を皮切りに、国内外の展覧会に参加するほか、森美術館、愛知県美術館などに作品が収蔵されている。

 

HAPS制作スタジオについて

スタジオ:普通教室(約65㎡)5 室/大型室1室(約88㎡)
所在地:〒603-8226京都市北区紫野西舟岡町2「ふれあい共生館」北館2、3階
アクセス:京都市営バス「千本北大路」より徒歩2分
現使用者:禹歩(島貫泰介、捩子ぴじん、三枝愛)/小林椋/ヒスロム+和田寛司/宮木亜菜/本山ゆかり

 

元楽只⼩学校跡地を活⽤した複合施設(愛称:ふれあい共⽣館)について

京都市では、楽只小学校と紫野小学校の統合に伴い、2019年3月に閉校した元楽只小学校の跡地活用について、楽只学区社会福祉協議会など地域からの要望を受け、検討、協議を重ねた結果、「子育て・人権・文化芸術の拠点」として、複合施設を整備することとしました。楽只学区全体のまちづくりの観点から、北いきいき市民活動センター、ツラッティ千本、京都市楽只児童館、京都市楽只保育所を移転整備するととともに、元新道小学校から、HAPSスタジオおよび天才アートKYOTOアトリエが移転し、「ふれあい共生館」として開設されました。
詳細は京都市のWebページにてご確認ください:https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000281774.html




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