VOCA展2022 現代美術の展望-新しい平面の作家たち

HAPSが協力する展示のお知らせです。

HAPSが制作に協力した谷澤紗和子さんの《はいけい ちえこ さま》がVOCA佳作賞に選出されました。
また、HAPSスタジオアーティストの本山ゆかりさんも出展しています。

概要

VOCA展2022 現代美術の展望-新しい平面の作家たち

https://www.ueno-mori.org/exhibitions/voca/2022/

会場:上野の森美術館
会期:2022年3月11日(金) 〜 3月30日(水)[20日間]会期中無休
開館時間:10:00〜17:00(入場は閉館30分前まで)
入場料:一般800円/大学生400円/高校生以下無料 ※障害者手帳をお持ちの方と付添の方1名は無料 (要証明)
主催:「VOCA展」実行委員会/公益財団法人日本美術協会 上野の森美術館

「VOCA展」は、現代アートにおける平面の領域で、国際的にも通用するような将来性のある若い作家の支援を目的に、1994年より毎年開催している美術展です。日頃から公平な立場で作家たちと接している全国の美術館学芸員、研究者などから推薦委員を選出し、それぞれ40歳以下の作家1名(組)を推薦していただき、推薦された作家全員に展覧会への出品を依頼しています。こうしたシステムにより、全国各地で活する優れた未知の才能を毎回紹介しています。

プロフィール

《はいけい ちえこ さま》アクリル、紙・解体された家屋の廃材・アクリル板

谷澤紗和子(たにざわ さわこ)
1982年大阪府生まれ。「妄想力の解放」や「女性像」をテーマした作品を制作する美術作家。主な展覧会に「Tatsuno Art Project」(日本美術技術博物館“マンガ”館、クラクフ、2018)、「東アジア文化都市 2017 京都 アジア回廊現代美術展」(二条城、京都、2017)、「高松コンテンポラリーアート・アニュアル vol.5 見えてる景色/見えない景色」(高松市美術館、香川、2016)、「化け物展」(青森県立美術館、青森、2015)などがある。ヨコハマトリエンナーレ2020「AFTERGLOW―光の破片をつかまえる」に、刷音《SURE INN》として参加。令和2年度京都市芸術新人賞受賞。

 

《Plate (Waltz)》水性塗料、桧

本山ゆかり(もとやま ゆかり)
1992年愛知県生まれ。2015年愛知県立芸術大学美術学部美術科油画専攻卒業、2017年京都市立芸術大学大学院美術研究科美術専攻(油画)修了。ロープ・アクリル板・布など従来の絵画とは異なる素材を用いて、絵画とは何かを探求する作品を制作している。主な個展に「コインはふたつあるから鳴る」(文化フォーラム春日井、愛知、2021)、「称号のはなし」(FINCH ARTS、京都、2020)、グループ展に「2020年度第3期コレクション展」(愛知県美術館、愛知、2020)、「京芸 transmit program 2019」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、京都、2019)、「この現実のむこうに―Here and beyond」(国際芸術センター青森、青森、2017)、「裏声で歌へ」(小山市立車屋美術館、栃木、2017)などがある。




助成: