【協力展覧会】Re:Perspective
HAPSスタジオ使用アーティストの宮木亜菜(みやき あな)が参加する展示のお知らせです。
概要
Re:perspective
http://www.graf-d3.com/news/reperspective/
会期:2021年10月12日(火)〜10月24日(日)
会場:graf porch(大阪市北区中之島4-1-9 graf studio 2F)
定休日:10月18日(月)
概要
10月12日(火)から国立国際美術館で開催される「ボイス+パレルモ」に合わせ、暮らしの実験空間、graf porchで「Re:Perspective」を開催します。
本展覧会では、かつてヨーゼフ・ボイスも参加していたパフォーマンスを主軸とした芸術運動「フルクサス」のメンバー塩見允枝子、「木」「石」「紙」などの〈もの〉との関係を考察した「もの派」のメンバー小清水漸、ともに戦後美術を支え、新たな芸術のあり方を提示してきた両作家に加え、身体性を伴ったストロークやアウトライン、無意識的な線など、余白や痕跡を残しながら絵画構成を試みる新井碧、美術修復を通じ、物質の特性や彫刻のあり方を研究し、行為や痕跡をたどる事で作品の輪郭を浮かび上がらせる髙橋銑、素材が持つ時間や記憶と向き合い、他者の介入、体験により作品の再定義を行う東畠孝子、身体を用いて行動や私的空間の変化を考察し、日々の生活に生じる抵抗や、摩擦をもとにした作品を制作する宮木亜菜、以上の6名によるグループ展を企画しました。
国立国際美術館で開催される「ボイス+パレルモ」では、ヨーゼフ・ボイスの原点的な初期作品に加え、両作家の師弟関係や教育的観点を紹介し、彫刻や絵画を主軸に物質の外界・社会との接点を試み続けた1960~70年代の作品が展示され、ブリンキー・パレルモを通してヨーゼフ・ボイスをより深く考察出来る構成となっております。それに対し、本展「Re:Perspective」は異なるアプローチではありながら、作品制作や社会との関係を新たな視点から模索する、実験的な機会となれば幸いです。
関連イベント
ギャラリートーク
ゲスト:福元崇志(国立国際美術館主任研究員)
日時:2021年10月15日(金)17:00~
会場:graf porch ※オンライン配信有(当日instagramより)
クロージングパフォーマンス
出展作家:宮木亜菜
日時:10月24日(日)15:00~
会場:graf porch
アーティストプロフィール
宮木亜菜(みやき あな)
1993年大阪府生まれ。2016年にロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アート パフォーマンス専攻に交換留学。2018年京都市立芸術大学大学院修士課程美術研究科彫刻専攻修了。現在、京都府在住。近年の主な展覧会に「類比の鏡」(山中suplex、2020年)、「transmit program 2020」(京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA、2020年)、 「ゲンビどこでも企画公募2018」(広島市現代美術館、2018年)など。2017年度京都市立芸術大学作品展オリジン賞、2014年度京都市立芸術大学作品展奨励賞を受賞。