【協力展覧会】川田知志展「確実な晴れ。」
HAPSスタジオ使用アーティストの川田知志が参加する展覧会のお知らせです。
概要
川田知志展「確実な晴れ。」 KAWATA Satoshi exhibition “Surely Sunny”
会期:2019年9月29日(日)~11月25日(月)会期中無休・24時間公開
会場:複合アートスペース「浄土複合」1Fウィンドウギャラリー「StandAlone」
〒606-8412 京都市左京区浄土寺馬場町75
アーティスト:川田知志
企画:沢田朔(StandAlone企画)
協力:一般社団法人HAPS
この度、アートスペース「浄土複合」内のウィンドウギャラリー「StandAlone」では、9月29日より川田知志展「確実な晴れ。」を開催致します。川田は京都市立芸術大学油画専攻を修了。グラフィティをバックグラウンドにもち、現在は古典技法のフレスコをはじめとする多彩な絵画技法を駆使して、絵画と壁面、そして建築や都市との関係を拡張しつづける表現を行なっています。
今回、浄土複合で展示される作品は実在の某所を描いたものであり、風景そのものを描くことへの接近がみられますが、これについて川田は「自然に戻っていっている感覚」があると語ります。屋外で風景を目の当たりにし、それを絵画に定着させるという、人間そのものの「原体験に近づいていく」行為として、風景を描くことを捉え直す試みです。タイトルである「確実な晴れ。」は、絵画というものに定着された風景の運命でもあります。一度描かれたものは、本当に変化することはないのか。本展では、作家による展示作品の変更、入れ替えが予定されています。川田の描く風景による浄土寺の風景への介入を、ぜひご高覧ください。
入れ替え時期につきましては、浄土複合のウェブサイト、SNSにて順次告知いたします。
アーティストプロフィール
川田知志(かわた・さとし)
大阪府生まれ
2013年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了
主な展示
2019
「セレブレーション-日本ポーランド現代美術展」ポズナン芸術大学ギャラリー、スターリ・ブロヴァル他、ポズナン/ロームシアター京都、京都/トラフォスタツィア他、シチェチン
「『街と、その不確かな壁』と…。」あまらぶアートラボ A-Lab、兵庫
「京都市立境谷小学校作品展」京都市立境谷小学校、京都 [’17-’14]
2018
アーティスト・イン・レジデンス(A4 Art Museum、成都、中国)
川田知志「Open Room」 アートコートギャラリー、大阪
「15年」ARTCOURTGALLERY、大阪
「VOCA2018」上野の森美術館、東京
「織り目の在りか 現代美術 in 一宮」一宮市役所庁舎内、愛知
2017
「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2017」 六甲山ホテル、神戸
アーティストインレジデンスプログラム「まちとsynergism」成果展 アートラボあいち長者町、名古屋
2016
「ART GARDEN」西宮ガーデンズ、西宮
「Artists in FAS 2016 入選アーティストによる成果発表展」 藤沢市アートスペース、藤沢
「六甲ミーツ・アート芸術散歩 2016」 六甲オルゴールミュージアム、神戸
「第6回公募 新鋭作家展 二次審査」 川口市立アートギャラリー・アトリア、川口
「むこうスタジオのオープンスタジオ」 むこうスタジオ、京都 [’15, 14]
「アーティストとみんなで作るこいのぼり」あまらぶアートラボ A-Lab.、尼崎
「京都市立境谷小学校作品展」 京都市立境谷小学校、京都 [’15, 14]
2015
「1floor2015 対岸に落とし穴」神戸アートビレッジセンター、神戸
「ハイパートニック・エイジ」 京都芸術センター、京都
「京都銭湯芸術祭 2015」 玉の湯、京都
受賞
2019 平成30年度京都市芸術新人賞
2016 六甲ミーツ・アート芸術散歩 2016 公募大賞 グランプリ
2011 京都市立芸術大学作品展2010 市長賞
コミッションワーク
2018
アジアンハーブアソシエーション ベンジャシリ店、バンコク、タイ
2017
株式会社平安 外壁(7月-)
京都市立境谷小学校校内 アートスペース前廊下(2月-)
2016
京都市立芸術大学学長室(1月‒)
ワークショップ
2016
「フレスコ画のワークショップ」 藤沢市アートスペース、藤沢
「アーティストとみんなで作るこいのぼり」あまらぶアートラボ A-Lab.、尼崎(4月)
2015
「KAVC倶楽部のひとつぼワークショップ 展覧会場で写生大会」神戸アートビレッジセンター、神戸(11月)
「フレスコ体験ワークショップ」京都芸術センター(8月)