【協力展覧会】池田剛介「崩れと残欠」

HAPSスタジオ使用者、池田剛介の個展が開催されます。

概要

「崩れと残欠」
会期:2019年1月5日(土)〜2019年3月10日(日)(富士山展は1月5日〜25日)
会場:ベクソン・アーツ・京都 〒601-8026 京都市南区東九条中札辻町27-3
開館日:1月5、6日は一般観覧(14:00-19:00)。他は予約制
詳細:http://baexong.net/崩れと残欠/

概要

ベクソン・アーツ・京都では、2019年1月5日より3月10日まで池田剛介を迎えて展覧会「崩れと残欠」と作品の解説のツアーを行います。
池田剛介は1980年福岡県生まれの美術作家。京都造形芸術大学卒業、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作を行っています。近年の展示は「Malformed Objects――無数の異なる身体のためのブリコラージュ」 (山本現代、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、2016)、など。池田は美術家としてだけでなく、論者としても活躍しており、近年の論考に「祝祭から「遊び」へ」(『POSSE』2017年9月号)、「虚構としてのフォームへ」(『早稲田文学』2017年初夏号)、など。 2019年1月には初の単著『失われたモノを求めて――不確かさの時代と芸術』を夕書房より刊行予定。
本展で池田は、約1000年前に形成され、現在も崩落を続ける富士の「大沢崩れ」に注目したシルクスクリーンによる新作を出品予定。国家的象徴と見なされる富士山に潜在する、地質的な脆さや複層性、そしてそれがもたらす形態的な崩壊と生成――こうした問題に対して、シルクスクリーンによる印刷と、その版のズレという方法論によってアプローチします。この新作群はブロックチェーン技術を使った電子作品証明書に紐づけられる事により、日本各地で同時開催されている「富士山展」への参加作品となっています。
またこれに合わせて、新著『失われたモノを求めて』の造本のために制作した作品や、現在進行中のSubikiawa食器店とのコラボレーション作品も展示予定。池田による複合的な活動の現在形を、ぜひこの機会にご高覧いただければ幸いです。

展覧会プログラム

WS:「崩れと残欠」展覧会場に泊まる、池田剛介と巡るツアー

富士山展に参加の本展および、これまでの活動をアーティスト自身が解説いたします。
また2月オープン予定の新スペースがいち早く見られるツアー等を行います(予定)。
日程:2019年1月18日(金)~1月20日(日)
日数:2泊3日
詳細・お申し込み:http://baexong.net/崩れと残欠/

作家プロフィール

池田剛介(いけだ こうすけ)
1980年福岡県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修士課程修了。自然現象、生態系、エネルギーなどへの関心をめぐりながら制作を行う。主な展覧会にMalformed Objects―無数の異なる身体のためのブリコラージュ」(山本現代、東京、2017)、「Regeneration Movement」(国立台湾美術館、台中、2016)、「あいちトリエンナーレ2013」(愛知)「堂島リバービエンナーレ2011」(大阪)など。
http://kosukeikeda.net




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