【協力展覧会】奈良県立大学 現代アート展「船 / 橋わたす 2018」

HAPSスタジオ使用者、井上亜美の参加する展示のお知らせです。

概要

奈良県立大学 現代アート展「船 / 橋わたす 2018」
日時:2018年10月20日(土)〜10月28日(日)平日 12:00〜18:00/土日 10:00〜17:00
※会期中無休
会場:奈良県立大学 〒630-8258 奈良市船橋町10番地
料金:無料
招聘作家:荒木由香里 井上亜美 光岡幸一
詳細:奈良県立大学-現代アート展船橋-わたす-2018開催のお知らせ

内容:
奈良県立大学 地域創造学部 西尾研究室では昨年に引き続き、地域資源を発掘したり、異質なもの同士をつないだりする現代アートの力に着目した展覧会を開催します。展覧会名である「船/橋わたす」は、本学が位置する船橋町の名にちなんで、さまざまな価値観をのせた作品という「船」を渡し、異質なもの同士をつなぐための「橋」を渡すというイメージで名付けられました。
芸術系の学部・学科のない奈良県立大学で学ぶ学生の研究作品と、学生自身のキュレーションによる3名の招聘作家―荒木由香里、井上亜美、光岡幸一―の作品を本学に展示します。学生と招聘作家が生み出す現代アートの力が本学に加わることで、観る人に新たな視点を提供したいと考えます。
現代アートを通じて、奈良県立大学が地域の新しい「港」となり、大学と地域、アートと日常生活を、「船/橋わたす」ことを目指しています。

招聘作家プロフィール

荒木由香里(あらき ゆかり)
1983年三重県生まれ、愛知県在住。「もの」や「空間」と対話するように立体やインスタレーションの作品を制作している。近年の主な展覧会に、個展「落ちた羽、スキップ」(2018年 アインソフディスパッチ、名古屋)、「京都アートラウンジ」(2018年 ホテルアンテルーム京都、京都)、個展「眼差しの重力」(2016年 LOKO GALLERY、東京)、個展「APMoA Project ARCH 何ものでもある何でもないもの」(2012年 愛知県美術館、名古屋)等、国内外多数。

井上亜美(いのうえ あみ)
1991年宮城県生まれ。京都府在住。2016年東京藝術大学大学院映像研究科修士課程修了。在学中に狩猟をはじめる。現場でつぎつぎに起こる出来事をエスノグラフィックな視点で見つめ、当事者として記録をおこなう手法で作品を制作している。作品に、都会で暮らす猟師の奇妙な生活を描いた《猟師の生活》(2016)、震災後に猟をやめた祖父を追った《じいちゃんとわたしの共通言語》(2016)などがある。

光岡幸一(みつおか こういち)
1990年愛知県生まれ。東京都在住。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(油画)修了。パフォーマンスを中心に、インスタレーションからドローイング、写真と様々な手法で制作を行う。主なプロジェクトに、警察に撤去されそうになっていたホームレスのおじさんの壊れた台車を勝手に運んで直して返す、など。

学生展示

4年生
伊能怜「景観としての文字」
岸田なつき「私の障害者芸術」
谷口遥香「手話演劇から考察する生きづらさの実態」
西元里佳子「みえない家族」
丸山拓真「生き物になった建物」

3年生
小川美陽「写真(記憶)を炙る」
四方遼祐「生活の演劇」
堀部七彩「下着における役割と形の再構築」

名桜大学4年生
喜多美緒「人と植物の生生としての装い」

関連イベント

※イベントの日時や内容は変更になることがあります。最新情報および会場などの詳細は、ウェブサイトにてご確認ください。
http://nara-artproject.net

■「船/橋 わたす」周遊ツアー
学生のガイドで展覧会を巡ります。
10/20(土)、21(日)、27(土)、28(日)
各回14:00〜15:00

■演劇・パフォーマンス
谷口遥香「あのね、」
10/25(木) 16:00~16:50
10/26(金) 14:50~15:10
10/27(土) 14:00~14:20
       16:00~16:20

四方遼祐「生活の演劇―購買の妖精―」 於:生協購買部
10/20(土) 15:00〜15:30
10/21(日) 15:00~15:30
10/22(月) 17:00~17:40
10/24(水) 17:00~17:40
10/25(木) 18:00~18:40
10/26(金) 17:00~17:40

■奈良県立大学 県民講座
西尾美也(准教授)「現代アートと地域創造」 於:地域交流棟2F中研修室
10/25(木) 15:00〜16:30




助成: