【協力展覧会】阿児つばさ・大和田俊「真空ろまん」
HAPSで協力している展示のお知らせです。
概要
展覧会「真空ろまん」
いまを生きる人々のどこ/どのように「ロマン」は存在しているのか。
阿児つばさが扱う「氷」、大和田俊が扱う「化石」。自分たちの知りえない歴史や土地、時代と時間軸といった人々の「ロマン」のような何かが詰め込まれた”真空パック”のようなものを2人は作品制作を通し、空気(社会や大気)にふれさせ、現実的な行為や関係性、装置や音を発生させたりする。それは、ある人にとってはまだ「ロマン」として機能するかもしれない、ある人にとってはまた別のものになるのかもしれない。
心の奥に圧縮され、しまい込んだ「ロマン」を再び取り出してみる。
会期:2018年3月7日(水)〜3月18日(日)16:00〜21:00 (会期中無休)
レセプション:3月7日(水)16時~21時、作家が在廊しています。
会場:KYOTO ART HOSTEL kumagusuku(〒604-8805 京都市中京区壬生馬場町37-3)
tel:075-432-8168 https://kumagusuku.info
入場料: 無料
主 催:「真空ろまん」展実行委員会
企画: 大久保海咲、T
協力:東山アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
出展作家:
阿児つばさ AKO Tsubasa
1991年北海道網走郡美幌町生まれ、兵庫県神戸市出身。実体や形態をもつ以前のイメージや閃きを生む術について、[シナリオ/新話]とした作品を制作する。主な展示に「氷橋幌 (第6回札幌500m美術館賞)」(札幌大通地下ギャラリー500m美術館、札幌、2018)、「アンキャッチャブル・ストーリー」(瑞雲庵、京都、2017)、「花路里と花路里/PEGASUS/ど こ や こ こ」(3331アーツ千代田、東京、2016)など。
大和田俊 OWADA Shun
1985年栃木県旧栗山村生まれ。サウンド・アーティスト。音響と、生物としてのヒトの身体や知覚、環境との関わりに関心を持ちながら、電子音響作品やインスタレーションの制作を行なっている。東京芸術大学音楽学部卒業、同大学院美術研究科修了。近年の主な展示に「不純物と免疫」(TOKAS本郷、東京、2017)、「裏声で歌へ」(小山市立車屋美術館、栃木、2017)などがある。