【協力イベント】リコレクト〜記憶のいかし方 京都で「聞き」「語り」「思う」お茶っこの会
HAPSで協力しているイベントのお知らせです。
概要
リコレクト〜記憶のいかし方
京都で「聞き」「語り」「思う」お茶っこの会
日時:2016年5月7日(土)、8日(日) 11:00〜20:00
会場:旧成徳中学校3階(京都市下京区高辻通室町西入ル繁昌町290番地)
参加者:泉山朗土、草本利枝、荻野衣美子、伊藤早苗
主催:特定非営利活動法人 震災リゲイン
共催:一般社団法人silent voice
協力:国際文化政策研究教育学会事務局、文化政策・まちづくり大学院大学設立準備委員会/東山 アーティスツ・プレイスメント・サービス(HAPS)
助成:公益財団法人福武財団
詳細 https://www.facebook.com/events/796415260458619/
東日本大震災を機に東北沿岸部に通い映像記録を続ける泉山朗土。同じく写真で記録を続ける草本利枝。また京都出身の映像作家荻野衣美子は北九州で開発された町の記憶を追い続け記録する。福島出身の伊藤早苗は紙芝居で福島を伝える活動を京都で展開する。
それぞれに、ある特定の場所での出来事や個人的な想いや思い出を記録し、記憶を伝えようとする。それはなぜか?
「少数派である他者について考えることは、多数派である自分について考えることです。少数派である他者の、顕在化した生きにくさについて考えることは、多数派である自分の、潜在化した生きにくさについて考えることです。そして、少数派が生きやすいシステムをもつ社会は、多数派にも生きやすい社会です。それに、少数派と多数派は、固定化された区分ではありません」
「あなたもまた、明日からどんな事情で少数派になるかわからないのです。そういったことも含めて、少数派について考える時は、「少数派のため」だと思わないでください。少数派である彼らを含めた「わたしたち」のために、いつ少数派になるかわからない「わたし」のために、「わたしたち」が生きやすいシステムを発明する、つまり、あくまでも自分のためを思って思考してほしいと願っています」(『たたかうLGBT&アート』[法律文化社]p15 第2章、あかたちかこ さんの文章より)
だから私たちは歴史をしっかりと記録し、学び、記憶したい。いつでも、大切なことを想起できるようでありたい。そのために、聞き、語り、思う、小さな場を京都で開きます。
「お茶っこ」は東北の言葉で、お茶を飲みながらお喋りする場を意味します。ぜひお越しください。
・5月7日(土)終日作家が滞在。お茶っこできます。
11:00 開場
16:00 荻野衣美子作品上映『平松町(北九州小倉北区)』
17:00 映画『なみのこえ 気仙沼』(鑑賞料1000円)
19:00 上映後のお茶っこ(酒井耕+荻野美衣子+草本利枝トーク)
20:00 終了
・5月8日(日)終日作家が滞在。常時お茶っこできます。
11:00 開場
13:00/15:00 伊藤早苗さんの紙芝居
17:00 映画『うたうひと』上映(鑑賞料1000円)
19:00 上映後のお茶っこ(草本利枝+伊藤早苗トーク)
20:00 終了