版画旅行6

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開催情報

【作家】
木塚奈津子、川村沙耶佳、宮本承司、丸尾紘美、平田彩乃
 
【期間】2013年10月29日(火)~11月10日(日)
【料金】無料

http://gallerymorningkyoto.com/2013exhibition/2013print6.html

会場

会場名:ギャラリーモーニング
webサイト:http://gallerymorningkyoto.com/
アクセス:〒605-0034 京都市東山区三条通白川橋東入四丁目中之町207番地
(三条通り岡崎広道西南角)
電話番号:075-771-1213
開館時間:12:00~19:00/火曜〜土曜 
12:00~17:00/日曜
休館日等:月曜日休み

概要

一枚の版画を手に入れて、アートの旅に出る。
そんなアートファンが増えることを願って企画するギャラリーモーニング恒例の「版画旅行」。出品者と出品作品の一部をご紹介します。

川村紗耶佳 Kawamura Sayaka
夢と現実の関係性に興味を持ち作品制作をしています。夢は目覚めた後に意識される幻覚で、その世界で繰り広げられることは、はかなく空想的な願望でもあります。作品では、夢に記憶というテーマを加えた世界観を表現しています。

木塚奈津子 Kiduka Natsuko
「廃墟」という人に忘れ去られ、人が生活するのを辞めた建造物に流れる風化という時間。また、自分の手が加わっていない間に銅板が腐蝕され、変化していくエッチングやアクアチントという技法。これらに共通する他には得難い高揚感や、それと同時に感じる侘しさを、作品と向き合うことで表現できればと思っています。

平田彩乃 Hirata Ayano
時間の流れをモチーフに、一版一版を摺り重ねていきます。異なる時間を一つの紙面に表すことで、絵具で形成された時間の層ができます。明確な影響はなくとも何らかの反応をイメージに与えている、紙の中でも、どこでもそれは同じだと感じます。一枚の紙の中で、確実に実在する見えない時間の層を摺りうつしていきたいです。

丸尾紘美 Maruo Hiromi
作品には山や波、星のような形のものが頻繁に出てきます。確かにそこに物として存在するもの(例えば人体)は着飾ったり若返ったり年老いたり、いずれは影も形も無くなったりと日々、形が変化します。そのような現象よりも、今、興味があるのはそれらの奥底、心髄にあたるなかなか形には表すことの出来ない感情的な部分です。

宮本承司 Miyamoto Shoji
水性絵具を使った木版画を制作しています。
木版画の好きなところは、刷った紙を版から離すとき、自分が作った絵でありながら、予想外の結果を見ることができるところです。楽しく作って、面白く見てもらうことが、今の制作の目標です。

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